今日は泡が飲みたいと思い、スーパーで物色したスパークリングが、今回のオーストラリアのジェイコブス・クリークです。
あとピノ・ノワールがアッサンブラージュされているものを意図的にチョイスしてみました。最近飲んだ私好みな、ふくよかなスパークリングが全てピノ・ノワールがアッサンブラージュされていたためです。
ピノ・ノワールによって、チャーミングさやふくよかさに奥行きを与えているような気がしたので、しばらくはピノとスパークリングの探究が続きそうです。
目次
ジェイコブス・クリークのスパークリング シャルドネ・ピノノワール
ワインの情報は生産者のジェイコブス・クリークのページから引用しています。
シャルドネの爽やかなレモンシトラスの香りが、ピノ・ノワールの赤スグリの実の香りと調和します。
柑橘系の果物の風味、濃厚で骨格のあるクリーミーでナッツのような酵母の香りが感じられ、爽やかで柔らかいフィニッシュ。
カキやロブスターなどのシーフード料理とよく合います。
詳しくはこちら(ジェイコブス・クリークのページ)
ジェイコブス・クリークのスパークリング 生産者:ジェイコブス・クリーク
オーストラリアのワインの歴史は知らないのですが、1850年からワインをリリースしているということはかなりの老舗だろうと思います。そして、ジェイコブス・クリークのHPではワイナリーが成功したことが掲載されており、美味しいワインを造り、商業的にも成功したようです。
生産者の情報は生産者のジェイコブス・クリークから引用しています。
(略)
1947年。バイエルン生まれのヨハン・グランプは、ジェイコブス・クリークと名付けられた小川のほとりに定住しながら、バロッサヴァレーで初めてブドウ畑を開拓し、1850年頃には醸造所・地下の貯蔵室とともに最初のワインが造られました。
(略)
1976。「ジェイコブス・クリーク」のブランド名を冠したワインを初めて発売。1973年に収穫されたバロッサヴァレー産およびマクラーレン・ヴェイル産のシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨン、パッドサウェイ産のマルベックがブレンドされたワインでした。
(略)
詳細はこちら(ジェイコブス・クリークのページ)
ジェイコブス・クリークのスパークリング シャルドネ&ピノの感想
非常に繊細な泡が勢いよく立ち上がります。やや薄めの美しい黄金色。
フレッシュなレモンやライムなどの柑橘系果実、少しチェリー&りんご、爽やかな&やや緑のハーブ、ナッツ類、少し酵母などの香り。
嗅いだ瞬間はドライな印象を受けましたが、すぐに、ふくよかで多様な香りと感じました。酸味が強そうで、一瞬ですが、香りのふくよかさを感じ切れていなかったようです。
口に含むと、フレッシュなレモンやライムなどの柑橘系果実、チェリー、ハーブ、ナッツ、酵母っぽさなどの味わい。
酸味はしっかりとあり、その意味でスッキリしています。その先にほのかな甘味やふくよかさがあり、余韻にかけて、酸味が和らぎ、その結果、ますますふくよかさが現れます。
酸味がしっかりなのでスッキリとしていますが、甘味やふくよかさがあるため、全体では全くドライな印象ではありません。どっちかというとリッチな味わいです。
リッチな味わいのスパークリングをしっかりとした酸味で爽やかに飲む。だから美味しいんだと感じます。
ドライ過ぎないワインが好きで、酸味がしっかりとあるリッチなスパークリングが好きな方におすすめしたいです。料理とも合わせやすいと思います。
合わせた料理
・白いんげんとソーセージの煮込み:ソーセージのスパイシーさがワインともよく合い、また、スパークリングのしっかりとした酸味が爽やかにしてくれます。
・キャロットラぺ:ニンジンを千切りにしたマリネに、クルミとレーズン。マリネとワインの酸味と良く合いました。
・ドンクのパン・ド・カンパーニュ
ジェイコブス・クリークのスパークリング シャルドネ&ピノの基礎情報
・生産地:オーストラリア>南オーストラリア州
・葡萄品種:シャルドネ、ピノノワール
・インポーター:ペルノ・リカール・ジャパン
・参考価格:1700円台~
・購入先:サンエー・那覇メインプレイス
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2500円台~。ピノ・ノワール100%。爽やかなリンゴや柑橘系果実、ナッツのような香ばしさと清涼感を感じる香り。口に含むと、ジューシーなリンゴ、爽やかなグレープフルーツやレモンなどの柑橘系果実とハーブ、ミネラルの味わい。絶妙なバランスの非常に美味しいスパークリング!
プロジェクト・クワトロ・カヴァ・ロゼ / クロ・モンブラン
1500円台~。トレパ80%、ピノ・ノワール15%他。柑橘系果実、ストロベリー、ハーブなどの香り。柑橘類のスッキリとドライな香りに、ストロベリーが優しさを加えてくれています。口に含むと、酸味が控えめなストロベリーやフランボワーズなどの赤いベリー系果実のチャーミングさがあり、僅かな甘味も感じます。
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