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アルザスのワイナリーで購入、ドップのゲヴェルについて
ゲヴェルツトラミネール・グラン・クリュ・ブラン(Brand)2015
このワインは、8月末頃に休暇を取り、アルザスに行った際に、ワイナリーツアーに参加してワイナリーで直接購入してきたものです。
さっそく、購入した4日目のフランス滞在中に飲んでしまったワインです。ちなみに、この日は同じワイナリーのピノ・グリ・グラン・クリュもホテルで抜栓し、2本とも空けてしまいました。せめて違う日にしたら良かったかもとちょっとだけ後悔…。
ただ、基本的には飛行機で揺られて日本に持って帰ってから飲むよりは、ワイナリーで直接買い付けて、その地で飲むのが最も美味しく飲めると思っています。よって一番美味しく飲めたに違いありません。
ワイナリーツアーでは3ワイナリーを回りましたが、購入したワインはそれぞれ、ゲヴェル&リースリング、ゲヴェル・リースリング、ゲヴェル&ピノ・グリで、私がいかにゲヴェルを好きかが判明してしまいました。最後のピノ・グリは妻がリクエストしたので購入しましたが、リクエストがなければ、リースリングとピノ・グリで迷っていましたので、リースリングを買っていたかもしれません。なお、1軒目のクレヴネール(主にアルザス地方の品種)というブドウ品種もかなり候補でしたが、結果はリースリングを選択。もう少しバランス良く嗜まないといけませんね。
生産者:ドップ・オ・ムーラン
このワイナリーのワインは2本目ですので、一部以前の記事から再掲します。
(再掲)
このワイナリーは、1574年創業で、アルザスの伝統的な手法でブドウ品種の特徴を素直に表現したワイン造りを行っているとのことです。実際にワイナリーで7種類のワインを飲みましたが、いずれも美味しく、他に2軒回ったワイナリーよりも価格が少しだけ高めでした(といっても日本で売ってるワインより、クオリティ的にはかなり安いと思います)。
ワイナリーツアーで回った3軒の内、このワイナリーワインについては、一部は購入することができるようですので、今度買い損ねた品種を買ってみようと思います。ゲベルは買ったので、リースリングとクレマンあたりを狙っています。
※グラン・クリュではありませんが、AOCアルザスなら日本でもこのワイナリーのワインは買えるようです。
下記画像は「VELTRA」のアルザス・ワイナリーツアーのページにリンクしています。こちらで申し込みし、参加しました。
アルザスのワイナリーで購入、ドップのゲヴェル ワインの感想
ライチの凄い香りがする。非常にアロマティック。マンゴーや柑橘系果実、ハーブの香りもあって多彩。口に含むと、まずはライチが際立つ、次に、アプリコット、マンゴー、桃などの少しまったりした果実、スパイスのニュアンスがある。ジューシーな果実味を感じ、瑞々しい印象も受けます。少し甘味があり、また、非常にリッチなんですが、ジューシーさとやや強めの酸味のためか、非常にバランスが良く、美味しいワインです。
抜栓2日目では、ライチの抜きん出た味わいや香りは落ち着き、もう少し普通のゲベルの美味しさになり、ある意味飲みやすくなっていました。
ホテルの部屋に冷蔵庫もなかったので、抜栓後はエアコンの聞いた室温で保管していますので、それ程理想的な環境でもありませんが、もちろんへたっているわけではありません。しっかりしたボディをしていたんだと思います。
しかし、よく考えると、エアコンの効いた室温で保存していて、抜栓して飲み、瓶にコルクを刺しなおして、同じくエアコンの効いた室温で24時間後に普通に飲めるのは、凄いワインなのかもしれません(全然冷えていない抜栓後24時間のワインは、普通は美味しそうではないですから。)
それにしても、あのパンチの効いた独特な香りと味わいは当面忘れることはできなさそうです。美味しかったです。お勧めしたいのですが、グラン・クリュは日本では売ってなさそうですので、AOCアルザスのゲヴェルでまずは試していただいてはどうかと思います。
アルザスのワイナリーで購入、ドップのゲヴェル ワインの基礎情報
1 生産地: フランス > アルザス
2 葡萄品種: ピノ・グリ
3 参考価格: 26.95€(3200円位)
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