目次
アルザス、トリンバックのシルヴァネール2016
アルザスに旅行に行きましたが、アルザス地方に行くと決めた要素の1つがトリンバックのワインが大変気に入っていたことです。初めて飲んだときに美味しくて、その後、何回かに分けてエノテカで販売しているトリンバックの全ブドウ品種を飲みました。下記はアルザス、ワイナリーツアーの記事です。トリンバックも横切りました。
単一品種のワインですので、ブドウごとの個性を楽しめるのも勉強になります。それ以来アルザス・ワイン・ファンにもなりました。
今回のワインはトリンバックのシルヴァネールを抜栓します。どんなブドウ品種か楽しみです。
アルザスの生産者のトリンバックについて
購入先のエノテカさんのページの要約・抜粋です。
「ロバート・パーカー氏は著書の中で「トリンバック家は、世界中で最もすばらしく、最も優雅なリースリングを提供し続けている。」と絶賛。
イギリスのワイン評価誌、ワインエンスージアスト誌の年間トップ100にて1位に輝き、またデキャンター誌の世界の白ワイン生産者トップ10に選出されるなど、輝かしい実績をもち、その高いクオリティは世界中で高く評価されています。
ソムリエから絶大な支持を得ており、フランスのミシュラン3つ星レストラン全店でトリンバックのワインを採用(2016年12月現在)。世界各国の偉大なプレステージ・キュヴェと堂々肩を並べる存在です。
トリンバックでは、上質なブドウを収穫するために、化学薬品の使用を必要最低限に抑え、丁寧な剪定やブドウ樹を健全に保つための革新的技術を導入、定期的な土壌耕作を行うなど、環境に優しい持続可能なブドウ栽培を実践。
収量を最適に調整し、ブドウの収穫は全て手摘みで行っています。収穫したブドウは穏やかに圧搾、抽出された果汁はグラヴィティ・システム(ブドウやワインに極力負担をかけないよう、重力を利用して移動するシステム)によって醸造所に運びます。
醸造所ではステンレスタンクと古い木樽を併用。伝統を重視しながらも最新技術を取り入れたワインメイキングを行い、フレッシュな果実味を損なわないよう、収穫翌年の春に瓶詰めした後、一定期間の瓶内熟成を経てからリリースされます。
トリンバックとアルザス旅行
アルザスは以前8月末頃に旅行してきました。
アルザスの気候は涼しいと想像していましたが、日本ほどではありませんが、ある程度湿度もあり、日差しはそれなりに強く、しっかりと暑い地域なんだという印象でした。下記写真は旅行の際に撮影した、たわわに実ったブドウと、見渡す限りのブドウ畑です。
ワイナリー訪問では、トリンバックは残念ながら訪問はしていませんが、トリンバックの前を横切りました。かなり広そうな敷地に立派な建物が建っていました。現地ガイドの説明では、アルザスでも成功しているワイナリーで、ドイツや日本にもワインを多数輸出しているとのことでした。
また、アルザス・ワイン街道の町、コルマールに観光に行きましたが、その町のワインショップでもトリンバックはたくさんディスプレイされていました。下記写真のディスプレイの上段は全てトリンバックです。
下記はアルザス旅行(ワイナリーツアーを含む)の記事です。
アルザス、トリンバックのシルヴァネール ワインの感想
爽やかな柑橘系果実、レモンピューレ、蜂蜜のような香り。口に含むと、フレッシュなレモンやグレープフルーツなど柑橘系果実の味わいです。
グレープフルーツのような苦味と酸味がしっかりしていて、さっぱりさせつつ、苦味が複雑さを与えています。単純な柑橘系の味わいのワインに比べると、余韻も長く、味わいをしっかりと楽しめます。
トリンバックのワインの中では、もしかすると最もさっぱりしているのではないかと思います。
真夏に冷やしてきりっと飲むのも良し、秋頃は軽く冷やして、さっぱりさと味わいを楽しむもよし、魚介の鍋に合わせるも良しです。レモン、グレープフルーツ、ライムなど柑橘系の果物を使うチキンや魚介の料理やサラダなどにも良いのではないでしょうか。
想像すると、よだれがでそうです。
アルザス、トリンバックのシルヴァネール ワインの基礎情報
・生産地:フランス>アルザス
・葡萄品種:シルヴァネール
・参考価格:2000円位
・原産地呼称等:ACアルザス
・購入先:エノテカ
アルザス、トリンバックのシルヴァネール関連のおすすめ記事
トリンバックのミュスカとピノ・ノワール。どちらも美味しいですよ。