今回はFiradis WINE CLUB 30の『白ワイン代表的5品種の飲み比べセット』(31%OFF。9499円。送料無料。1本あたり1900円)に含まれていたワインです。
非常にクオリティが高いワインによるワインセットで、何度目かのリピート購入です。
そして、今回抜栓したのは、南仏、ラングドックのシャルドネです。
樽を使わず、ステンレスタンクで熟成させていることもあり、非常に洗練されたトロピカルフルーツのような甘やかさと柑橘類の爽やかを持つ素晴らしいワインです。
今回も期待を裏切らない、非常に美味しいシャルドネです。
そんなワインの感想です。
目次
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネ2019
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネの情報は輸入元兼購入先のFiradis WINE CLUB 30から抜粋・引用しています。
“Closerie des Lys=百合の花咲く小さな庭”、という意味。誰もが憧れ思い描く、フランスの田舎町ならどこにでもある可愛らしい風景をイメージした、とてもとてもロマンティックな名前のワインです。可憐で控えめな名前ながら、グレープフルーツ、蜜林檎、白桃などジューシィな果実味がたっぷり。
小さな庭に堂々と咲き誇る白い百合の花のように、明るく力強い印象。
溢れんばかりのジューシィな果実味を口に含むと、目の前の風景がぱっと明るく変わる感じ!
是非、美しい自然の中で気軽に楽しんでほしいワインです。もちろん、ご自宅にお庭のあるお客様は是非そこで・・・。
お勧めに掲載している同じ銘柄の赤ワイン「クロズリー・デ・リ ピノ・ノワール」もあわせてオススメですよ。詳しくはこちら(Firadis WINE CLUB 30のページ)
クロズリー・デ・リ・シャルドネの生産者:シャトー・アルトニャック
クロズリー・デ・リ・シャルドネの生産者、シャトー・アルトニャックの情報は輸入元のフィラディスから抜粋・要約しています。
詳しくはこちら(フィラディスのページ)
ブルゴーニュに代々続くブドウ栽培農家出身。
南仏のシャルドネの聖地と名高いリムーのシャトー・アントニャック。リムーの中で最も標高が高く周囲の生産エリアよりも冷涼なオート・ヴァレ地区に1997年にシャトーを購入。
オート・ヴァレでも標高の高いこの地では、山の影響を受けた地中海性気候により、12-30度という昼夜の寒暖差ができることからブドウの成熟期間が長くなり、理想的な糖度・酸度が育くまれるだけでなく、このクローンの特性も最大限引き出される。
栽培は限りなくビオロジックで行い、土壌流出防止も兼ねて畑には自然の緑を残している。また、若樹のクオリティを確かなものにするため、独自の苗木場で培養した苗木を用いて植樹し、植樹密度も最大7千本/haまで高くしている。醸造においては、ブドウのフレッシュさを保つために気温の低い早朝に収穫を行い、自然酵母での発酵では温度を20度以下に抑えている。
シャトー・アルトニャックの上品なクロズリー・デ・リ・シャルドネの感想
美しく透き通るイエロー。透明感を持つゴールドのような艶やかさと美しさです。
トロピカルフルーツ、パッションフルーツ、麦わら、緑のハーブ、ライムなどの香り。
スワリングすると、ライムが強調され、ブリオッシュ、バター、白い花などが加わり、ふくよかな南国果実感に、爽やかさが強くなり、コクのある香りが加わる。
非常に芳しく、フルーティな香りです。
これは味わいも期待できそう!
口に含むと、程良い酸味、少し苦味と甘味があり、少しクリーミーな舌触りがする。ライムやグレープフルーツなどの柑橘系果実、パイン、パッションフルーツ、ハーブ、蜂蜜などの味わい。
果実味がたっぷりで、非常にジューシーです。香り同様、味わいにも多彩なフルーツがたっぷり入っています。フルーツとハーブのイメージです。
美味しいです。
ふくよかさと爽やかさが共存していますが、ふくよかさの方をよりイメージするワインでしょうか。爽やかさがバランスをとっているので、そこまで濃い印象はありません。
コテコテしていない理由の一つに、ステンレスタンクで熟成しているからかもしれません。樽を使わないことで、ふくよかさが強調され過ぎずに、ピュアな果実感がでいると思います。
コスパの高い、美味しいシャルドネです。
抜栓1時間後、味わいにはトロピカルフルーツが全面に出て、甘やかな上品さで、なんとも言えないトロピカル感です。
そして、ライムなどの柑橘類が爽やかさを添えてくれます。
このトロピカルフルーツ感は素晴らしい! 美味しいです。
このワインは1時間以上はかけて、開かせて飲んでいただきたいですね。
まだまだ開きそうです。
抜栓4時間後、トロピカルフルーツや柑橘類の味わいが継続していますが、より洗練された印象になります。
抜栓直後から1時間まではトロピカルフルーツやコク旨感が進み、抜栓2時間以降は、味わいは類似の要素ですが、より洗練されていく印象でした。
非常に上品で洗練された印象のシャルドネです。
超おすすめです!
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネは開けば開くほど、洗練されていき、エレガントになります。
そのため、ゆっくりと時間をかけて飲み、しっかりと開かせて、洗練された味わいの状態を飲んでみていただきたいです。
このクラスの味わいにも関わらず、1800円位から購入可能です。非常にコスパが良いワインです。
1000円台でもこんなシャルドネがあるのかと驚かされる超おすすめのワインです!
今回はFiradis WINE CLUB 30の『白ワイン代表的5品種の飲み比べセット』(31%OFF。9499円。送料無料)の1本として購入しています。
このワインセットは1本あたり1900円とお手頃でコスパの高いにもかかわらず、セットのワインは素晴らしいものばかりです。非常におすすめです!
シャトー・アルトニャックの上品なクロズリー・デ・リ・シャルドネに合わせた料理など
・手羽先のコンフィ:ビストロ フィル
手羽先のコンフィは外側は香ばしく、身が非常にジューシーです。そして、スパイスの効いた、しっかりとした味付けで、美味しいです。
レモンをかけると、しっかりめの味わいが爽やかになり、さらに美味しいです!
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネに合わせると、多彩なフルーティさが少しシンプルになりつつ、ワインの複雑さがより現れ、より奥深いワインになります。
そして、手羽先は味付けよりも手羽先自身の旨味がよく出ています。いいペアリングです。
・豚バラ肉のビール煮:ビストロ フィル
豚バラ肉のビール煮は、豚バラ肉が非常に柔らかくなっています。煮込んだビールと豚バラ肉の旨味がたまりません。香りも蓋を開けた瞬間からふわっと広がります。非常に美味しいです。
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネに合わせると、手羽先と同様に、フルーツの多彩さはシンプルになり、逆に、複雑さが増します。よりじっくりと向き合って飲むシャルドネに。
そして、豚バラ肉のビール煮は複雑化したワインが前面に出て、単独で感じた旨味をシンプルな印象にしてくれます。
豚バラ肉をしっかりと味わうならば、同時に口に含まず、料理を飲み込んでから、ワインを飲む方がより楽しめます。
豚バラ肉のビール煮にが非常に美味しいので、料理の味わいを活かすのも良しです。
クロズリー・デ・リ・シャルドネ自体も非常に洗練されている味わいなので、ワインそのものの味わいも大切にしたいなら、別々に口に含むのがおすすめです。
但し、同時に口に含んだ場合は、豚バラ肉のビール煮をあっさりとした印象にしてくれますし、ワインは複雑さが増して楽しめますので、好みでペアリングの仕方を変えるのがおすすめです。
【ビストロ フィルの実店舗】
・気軽にフレンチとワインが楽しめるビストロ 『Repas (ルパ)』
「本町駅徒歩3分、ビルの2階で営業しています。平日ランチ2,000.土曜日ランチは3,500円。
ディナーはアラカルトのみでの営業です。各国ワインを全てグラス🍷でご提供しております。カウンター席もありますので、お一人でも気軽にご来店下さい。天満橋に系列店、 」(公式ページから引用)
公式URL | 食べログ上の公式ページはこちら
Instagram公式アカウント:bistr_fil Repas ルパ【大阪 本町】 |
住所 | 大阪市中央区本町4-8-8 リズム本町 2F |
TEL | 050-5600-0699 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30〜13:30(L.O.) 【ディナー】 17:30〜21:00(L.O.) |
定休日 | 水曜日ランチ、日曜日、祝日 |
アクセス | 御堂筋線・四ツ橋線 本町駅徒歩3分 |
グルメサイト | 食べログはこちら |
シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネの基礎情報
・ワイン名:クロズリー・デ・リ・シャルドネ2019
・生産者:シャトー・アルトニャック
・生産地:フランス>ラングドック・ルーション>ラングドック
・葡萄品種:シャルドネ
・原産地呼称等:ヴァン・ド・ターブル(?)
・気候や土壌:昼夜の寒暖差がある地中海性気候。海抜350-500mの南斜面。粘土石灰土壌
・栽培・醸造法等:栽培は限りなくビオロジック。畑には自然の緑を残している。植樹密度は最大7千本/ha。早朝に収穫。自然酵母。発酵温度は20度以下。ステンレスタンクで7ヶ月熟成。
・抜栓時期:2022.04.
・インポーター:フィラディス (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):1800円位~
・購入先:Firadis WINE CLUB 30(公式ページはこちら)
今回はFiradis WINE CLUB 30の『白ワイン代表的5品種の飲み比べセット』(31%OFF。9499円。送料無料)の1本として購入しています。
「シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ミュスカデ、グリューナー…個性の違う5種類のブドウ品種を飲み比べ、味わいの違いや自分の好みを知りたい方にお勧めです。ワインエキスパート/ソムリエ資格の取得を目指す方にも!」(公式ページより引用。こちら)
『白ワイン代表的5品種の飲み比べセット』に含まれていたワイン関連のおすすめ記事
今回はシャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ・シャルドネ2019を抜栓しました。南仏のシャルドネとしては、柑橘類の爽やかさと、洗練されたトロピカルフルーツの上品な甘やかさがあるワインです。
下記は同じくFiradis WINE CLUB 30の『白ワイン代表的5品種の飲み比べセット』(31%OFF。9499円。送料無料。1本あたり1900円)に含まれていたワインです。いずれもおすすめの美味しい白ワインです!
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー レ・バルボワール2018/ドメーヌ・ダヴィッド
1400円台~。
グレープフルーツなどの爽やかな柑橘系果実とハーブ、竹林のような清涼感のある香り。フレッシュなグレープフルーツのような爽やかさと苦味、レモンの爽やかな清涼感などの味わい。
グリューナ・ヴェルトリーナー・リード・フォルダールンベルク2018/アーウィン・ウィンクラー
2000円位~。
柑橘系果実、洋梨、ハーブなどの爽やかさ、さらに少しのふくよかさを持つ香り。
グレープフルーツの苦味と爽やかさ、若干南国果実のふくよかさがある。草原のようなハーブの爽やかな味わいもある。