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バロン・ダヴランのブルゴーニュについて
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2015について
バロン・ダヴランのワインは、私は2014vtのAOCブルゴーニュを2本、同じく2014vtのヴォーヌ・ロマネをグラスで1度、エノテカ 丸の内店(食べログへのリンク)のソムリエールに当時お勧めいただき飲んでいます。2014vtもブルゴーニュは良い年でしたが、今回抜栓する2015vtはさらに素晴らしい年、いわゆる当たり年とのことです。
実は2015vtがリリースされ始めた2018年春にその噂を聞いて、2015vtは様々な生産者のAOCブルゴーニュを53本買い貯めし、記事執筆時点で7本抜栓しています。2013vt・2014vtと2015vt比較すると、全般的に果実味の味わいがしっかりと出ていてコク旨な印象です。
このバロンダ・ヴランについては、2014vtの時と比較すると、リリースから抜栓まで長めにとっているからかもしれませんが、2014vtよりは酸味が控えめに感じます。この辺りも違いかもしれません。
ちなみに2014vtは今までに25本抜栓し、まだ、15本セラーインしていますので、2015vtともどもこれからも少しずつ飲んで行く予定です。過去に飲んだものも含めて今後ブログにアップしたいと思っています。
ブルゴーニュはボルドーなどと違って生産量そのものが少ないため、リリースと同時に買わないと、少し時間が経つと手に入れることが困難になります。そのため、2015vtは私の修業のために入手困難になる前に、そして、すぐ飲まずに何年かに分けて飲むのだからと自分に言い聞かせて財布を空っぽにして買い貯めしました。
ブルゴーニュ全般の話ですが、2016vtのリリースがそろそろ始まっていますが、同vtは生産量が少なめとのことです。そのため、市場からは早く消えていく可能性も高く、興味のある方は早めに確保が良いと思います。
ワインは一期一会で、特にブルゴーニュは絶対数が少ないので、実は私も買いそびれたことが多々ありますので、有名な生産者のブルゴーニュは予め買うかどうかを決めておくくらいの気構えが必要だったりします。うそのような本当の話です。
生産者のバロン・ダヴランについて
購入先のエノテカさんのWEBページから抜粋しています。
ヴォーヌ・ロマネの非常に有名な生産者が名前を伏せてリリースしているとのことですので、どこの生産者かが非常に気になりますね。
また、ヴォーヌ・ロマネの古樹を採用していることから、味わい深いブドウで造られる美味しいワインが期待できそうです。
バロン・ダヴランについて
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
ヴォーヌ・ロマネにある非常に有名なドメーヌが敢えて名前を伏せて造っている特別なワインで、ヴォーヌ・ロマネ村にある区画から収穫された樹齢35年~80年のピノ・ノワールをふんだんに用いている贅沢な造りです。ドメーヌでは、伝統的な手法でワイン造りを行っており、その工程においてはブドウ果実を傷つけないよう、常に最新の注意を払っています。
軽く圧縮した後は、3ヵ月間はタンクで、さらに7ヵ月間はオーク樽で熟成。最後の澱引きとボトリングは、グラヴィティシステムを採用しています。
グラヴィティシステムとは、ワイン醸造工程において、機械などを使用せずに上から下へかかる重力によってブドウやワインを移動するシステムのこと。
ブドウやワインへのダメージを防ぎ、極めて丁寧に扱うことができるため、ブドウ本来の風味を損なうことなく個性豊かなワインに仕上げることができます。
バロン・ダヴランのブルゴーニュ ワインの感想
ラズベリーやチェリーなどフレッシュで甘酸っぱい赤系果実、そして花やスパイスの香り。口に含むと、弾けそうなフレッシュな赤系果実、抜栓直後はスモーキーさやナッツも感じます。
イメージとしては上品な甘味を持つジューシーな赤い果実を口に含んで、口中で果実が弾けて味わいが溢れるような感じでしょうか。余韻も長く、果実の旨味の後にハーブを感じて、たっぷりの満足感を味わえます。最後は鼻腔に花と甘い果実の香りが長らく残ります。
私が思うバロン・ダヴランの特徴は、華やかな香り、ジューシーな赤系果実、そして、上品な甘味だと思います。特に、しばらく飲んでいると、果実の上品な甘味があるなぁとよく感じます。この甘味が酸味と上手くバランスをとって、美味しいワインに仕立てていると思います。
2014vtのAOCブルゴーニュと比較すると、2015vtはバロン・ダブランについては格段に美味しく感じます。甘みが上品で控えめなことと、果実の旨味がはるかに2015vtの方が豊富な印象です。やはり2015vtは素晴らしいヴィンテージのようです。
両ヴィンテージを抜栓したことのあるルーデュモンも2015vt(本ブログの記事)の方が酸味と甘みが控えめで果実の旨味がたっぷりあったように感じます。
但し、ルーデュモンの2014vt(本ブログの記事)はリリース直後とその2年経過後に抜栓したときとは味わいがかなり異なり、強めの酸味もかなり落ち着き、別の美味しさが生まれていましたので、抜栓時期によっては熟成により味わいは相当変わるのかもしれません。
バロン・ダヴランのブルゴーニュ ワインの基礎情報
1 生産地:フランス>ブルゴーニュ
2 葡萄品種:ピノ・ノワール100%
3 参考価格:3000円位
4 原産地呼称:ブルゴーニュ
5 購入先:エノテカ
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バロン・ダブランと概ね同価格帯のACブルゴーニュ・ルージュです。ほぼ毎年買っているお気に入りのブルゴーニュ・ルージュ達。これらの飲み比べで造り手の個性を感じることができ、楽しそうです。
2015ルーデュモン
2013フランソワ・フュエ
2014パトリス・リオン
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