このワインは、ふるさと納税制度※を利用してゲットしたワインです。自治体に寄付を行う制度ですが、返礼品(今回はワイン)を受け取ることができる場合があります。
今回は五一わいんの本拠地、長野県の塩尻市に寄付を行い、寄付の用途を選択できたので、「地域ブランドの構築」を選択しました。
塩尻市のワインは何種類か飲んでおり、美味しいワインがたくさんあります。また、長野県はワインを含めた農産物の原産地呼称管理制度を導入されている県でもあります。(厳しい審査を通過すると「長野県原産地呼称管理制度認定ワイン(N.A.C.ワイン)」を名乗ることができる。)
そういった塩尻市のワイナリーを応援する意味で、返礼品としてワインを選択し、また、塩尻市の地域ブランドとしてワインがさらに発展することを期待して、寄付の用途を選択しました。
20,000円の寄付額は個人的には大きいですが、節税ができ、間接的に応援でき、5500円相当のワインをいただけたので、良いことをして得した気分です。
そして、さっそく抜栓していただきました。
目次
五一わいんの赤ワイン、長野の桔梗ヶ原メルロ2017
ワインの情報は生産者の林農園のWEBページから引用しています。
上記写真のとおり立派な箱入りでした。
林農園のページはこちら
自社農場で栽培された最高級のメルロのみを使用しています。フレンチオーク樽で熟成させました。カシスやブラックベリーのような果実香と熟成による上品でふくよかな香り、芳醇な味わいをお楽しみ下さい。
日本ワインコンクール2019 欧州系品種赤部門 銅賞
牛肉の煮込み料理、ステーキなどに合います。
五一わいんの赤ワイン、長野県塩尻市の生産者:林農園
生産者の情報は、いつもお世話になっているエノテカオンラインから引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
「五一わいんの名で知られる林農園は、創業1951年。信州塩尻市の自然豊かな海抜700mの丘陵地帯に位置し、メルロの銘譲地として名高い桔梗ヶ原に初めてメルロを植えた生産者として有名です。「良いワインは良いブドウ作りから」という信条をもち、7haの自社農場と地元の契約農家からブドウを仕入れ、原料から醸造、瓶詰に至るまで、一貫したワイン造りを行っています。
林農園で造られるワインは、国内のワインコンクールはもちろん、2005年にはフランスの権威ある国際ワインコンクール、ボルドー・チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァンにて、フラッグシップの桔梗ヶ原メルロが、栄えある金賞を獲得。」
五一わいんの赤ワイン、桔梗ヶ原メルロの感想
グラスに注ぐと、辛うじて透き通るワインレッド。艶やかな色をしている。
グラスを近づけると、燻したような優しいコクのある香り。クレームドカシス、熟した甘いブラックベリー、アメリカンチェリーなどの黒系果実の香り。
素晴らしい香りです。優しくてコクがあるエレガントな甘い果実の香りです。
「これはいいメルローに出会った」と、ほくそ笑んでしまいました!
口に含むと、カシス、ブルーベリーやブラックベリーなどの黒系果実の甘い旨味、燻したような複雑でコクのある味わい。酸味は若干で、タンニンはしっかりとあり、少し渋味がある。
まだ少し若いとは思いますが、若々しさを楽しむならば、全く問題ないタイミングでの抜栓でした。
超長期の熟成が可能かは私には分かりませんが、あと数年寝かせても全く問題ないと思います。
個人的にはヴィンテージの10年後から15年後位に抜栓したらどうなっているんだろうと興味を掻き立てられました。
また、数年間程熟成させた方がタンニンはこなれて、さらにコクのある美味しいワインになっていきそうです。
ただ、若くして飲んでも非常に美味しいです。
というのは、いつものように数時間をかけてゆっくり飲んでいる間と、温度が室温に近づきつつ、少しずつ開いてきて、黒系果実の華やかで、柔らかい味わいが前面に出てきました。
芳醇な香りと味わいになってきて、非常に楽しめました。
当日半分弱程とっておき、翌日残りを飲みましたが、抜栓数時間後と翌日の美味しさは変ることなく、同レベルで楽しめました。
このワインのポテンシャルは素晴らしいと思います。
美味しい日本のメルローは何度となく飲んでますが、ボルドー右岸のサンテミリオンやポムロールのエレガント系のメルローをイメージする素晴らしいワインでした!
上品な薫製香、そして、甘い黒い果実の香りや味わいが素晴らしかったです。
五一わいんの赤ワイン、桔梗ヶ原メルロに合わせた料理
「チキンのマスタードクリームソース」と「パセリとトマトなどのサラダ」を合わせました。どちらかというと料理をお摘みに、ワインを飲むという感じでいただきました。
チキン料理は生クリームのコクとマスタードの若干の刺激がありますが、ワインと邪魔しあうこともなく、料理とワインのどちらも美味しくいただきました。
チキン料理は白赤泡とも、合わないということがないですね。だいたい美味しくいただけます。
ただ、今回はタンニンが豊富でしたので、がっつりとしたステーキなどの牛肉料理の方がタンニンがこなれて、チキン料理よりもっと合いそうな気がします。
五一わいんの赤ワイン、桔梗ヶ原メルロの基礎情報
・生産地:日本>長野県>塩尻市>桔梗ヶ原
・葡萄品種:メルロ
・原産地呼称等:長野県原産地呼称管理制度認定ワイン(N.A.C.ワイン)
・評価:「日本ワインコンクール2019」欧州系品種(赤)部門で銅賞。
・栽培・醸造法:自社栽培、高品質ブドウ使用、フレンチオーク18ヶ月熟成。
・参考価格:5000円台~
・購入先:楽天ふるさと納税
楽天ふるさと納税で、塩尻市に20,000円の寄付を行い、返礼品としてゲット。
五一わいんのワイン関連のおすすめ記事
エステート・ゴイチ ピノノワール2015 五一わいん(林農園)
3000円台~。透き通るような極めて高い透明度のルビーレッド。チェリーなどの酸味のある赤系果実、スパイスやバーブの香り。ジューシーな赤系果実の味わいで、美味しい日本のピノでした!
エステート・ゴイチ・龍眼2017 五一わいん(林農園)
1000円台前半~。非常にお値打ち感がある美味しいワイン。白い花と優しい柑橘系果実の涼やかで爽やかな素晴らしい香り。味わいは果実味豊かでジューシーな柔らかい柑橘系果実の印象です。
楽天ふるさと納税で受け取ったおすすめワイン
寄付先:広島県三次市
受け取ったワイン:【ふるさと納税】厳選TOMOEワイン3本セット
このセットは広島県三次市の広島三次ワイナリーのTOMOEワイン・シリーズの3本セットです。
3本の内、2本は抜栓して既に下記記事にしています。もう1本はセラーで保管中。
トモエ・シャルドネ・リザーブ2018 広島三次ワイナリー
2400円台。熟れたバナナ、ナッツ類、蜂蜜、バター、マンゴー、パパイア、パッションフルーツ、洋梨、白い花の香り。口に含むと、ややフレッシュな柑橘系果実が、南国果実の少しまったり味わいを爽やかにしている。
トモエ・マスカットベリーA2018 広島三次ワイナリー
1800円台~。ベリーAらしいフレッシュ、かつ、チャーミングな赤系果実とハーブの香り。軽めで、爽やかに喉を通り過ぎる。少しだけ渋味を伴い、爽やかな野性味や草っぽさがあり、複雑な味わい!
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