今回抜栓したワインは、気になっている産地の1つ、ニュージーランドのマールボロ地区のピノ・ノワールです。
きっかけとなったのは、シレーニ・エステートのマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランです。(記事はこちら)
そこから同地区を意識し始めましたが、さらに注目するようになったのは、シレーニ・エステートのリースリング(記事はこちら)、ゴールド・ウォーターという生産者のマールボロ地区ソーヴィニヨン・ブラン(記事はこちら)、そして、ピノ・ノワール(記事はこちら)を飲んだ際に、非常に注目する地域となりました。
ワッシーズというお店で、いろいろとピノ・ノワールをチェックしながら、気になるマールボロ地区の2000円台のワインを見付けたので、このデルタ・ピノノワール・マールボロで決定しました。
なお、もう一つの決め手となったのは、この生産者デルタについては、以前ソーヴィニヨン・ブラン(記事はこちら)を飲んだ時に美味しかったことです。
いろんなワインを飲むと、いろいろとつながっていき、ワイン探しの楽しみも増えて非常にいいと思います。
目次
2000円台ワイン デルタ・ピノノワール・マールボロ2017
ワインの情報はリカオー(楽天)から引用しています(リカオーのページはこちら)
デルタ・ピノ・ノワールはマールボロ地方ワイラウ・ヴァレー南端に位置するデルタ・ヴィンヤードから収穫しています。
2002年にディジョンの高級クローンを植樹した27ヘクタールの畑は粘土質の土壌、標高の高さ、昼夜の温暖差豊富な日照量、頻繁に吹き抜ける潮風といった上質なピノ・ノワールの生産に理想的な土地条件が揃っています。暗いガーネット色。熟れたベリーの香しいアロマに黒いスパイスの香りが仄かに香る。
口に含むと、セイヨウスモモの果実味に挽きたての珈琲とヴァニラビーンズのニュアンスが感じられる。
バランスの良い酸と上質なタンニンを湛えたストラクチャーが徐々に表れ余韻の長いクリーンな後味が広がる。
リリース直後から美しい味わいが楽しめ若いうちから飲みやすいワイン。
注意深くセラー熟成させることで複雑な味わいを増してゆき収穫から5年間は格別な味わいが続く。
若い子羊などと抜群の相性。
2000円台ワイン ニュージーラーンドの生産者デルタ
生産者の情報はリカオー(楽天)のページから引用しています。
デルタについて
詳しくはこちら(リカオー(楽天)のページ)
1848年コンスタンティン・ディロンによりニュージーランドのマールボロ地方ワイラウ・ヴァレー南部にデルタ農園が創設されました。
この農園が2000年に現オーナーのデイヴィッド・グリーヴと醸造家マット・トムソンの手に渡りデルタ・ワイン・カンパンニーが設立されました。この広大な土地は、空中から見下ろすとギリシャ語のデルタ「Δ」に似ているため「デルタ」と名付けられました。
醸造責任者のマット・トムソンは数々の国際ワインコンクールで入賞経験のある実力派です。
葡萄畑の25%は平地で75%は標高175メートルほどの丘陵地帯です。
粘土質の土壌、標高の高さ、昼夜の寒暖差、適度な日照時間と風通しの良い地形はピノ・ノワールとソーヴィニョン・ブランの栽培に最も理想的な土地条件です。葡萄は最高級のディジョン・クローンを2002~2003年に植樹しています。
ニュージーランドワインを主な専門とする評論家レイモンド・チャンやサム・キムワイン・エステート誌を始めとする各専門誌から絶賛され数々の著名なワインコンクールで
不動の高評価を得ています。ニュージーランド・インターナショナル・ワインショー2016 金賞
ニュージーランド・ブラガート・ワインアワード2016 純銀賞
ワインオービット・レビュー 4.5つ星獲得
2000円台ワイン ニュージーラーンドのデルタ・ピノノワールの感想
初めに感じたのはスモーキーな香り。次に、フランボワーズやチェリーの甘い赤系果実、そして、スパイスや生肉などの複雑な香り。陰性のワインの香りがする。
口に含むと、酸味は程良くあり、タンニンは意外に豊富に感じ、若干の甘味がある。複雑さがあり、赤い果実味がたっぷりと入っている印象でジューシー。
陰性のワインですが、たっぷりの果実が分かりやすく美味しい。
森の中を彷徨いながら、赤い果実のバスケットを見つけた嬉しさ。周りにはスパイスがある。
熟した果実の品の良い甘みも美味しい!フレッシュな酸味のある果実と熟した果実の甘味が喧嘩せず、同居している感じが非常に美味しい!
開いてくると、陰性のワインには変わりないですが、赤系果実が美味しい、ジューシーなワインの雰囲気が強くなります。
ピノノワールのおすすめワイン 価格帯・地域別の厳選5本
ブドウ品種ピノノワールで造られたワインから、1000円台、2000円台、3000円台の3つの価格帯、地域別におすすめワインを厳選して5本ずつ紹介しています。
2000円台ワイン ニュージーラーンドのデルタ・ピノノワールの基礎情報
・生産地:ニュージーランド>マールボロ
・葡萄品種:ピノノワール
・参考価格:2400円台~
・インポーター:ミレジム
・購入先:ワッシーズ
2000円台ワイン ニュージーラーンドのピノノワール関連のおすすめ記事
マールボロ・ピノ・ノワール2016 ゴールドウォーター
2000円半ば。抜栓直後の香りは白い花、清涼感。スワリングするとフレッシュでジューシーな赤い果実、さらに時間が経つとバラや、熟したフランボワーズやストロベリーなどの香りに!いい香りと味わいでした!
セントラル・オタゴ・ピノノワール2018 マッドハウス
2000円位。フレッシュな赤系果実、薔薇の花、バニラ、クローブなどの香り。ザクロ、フレッシュな赤いベリー系果実、プラムなどの味わい。果実味豊富な濃い口のピノ・ノワール。