今回はマイティワインがInstagramで実施していたプレゼント企画に当選していただいたスロバキアの赤ワインです。
プレゼントとしていただいたのは赤・白ワインのミニセットの2本です。カルパツカー・ペルラという生産者のヤグネット・フランコフカ・モドラ(赤)&ヤグネット・ヴェルトリンスケ・ゼレネ(白)のミニセット(250ml×1本ずつ)(1500円~、送料別、750円/本)です。
今回抜粋したのは赤ワイン、ブドウ品種はフランコフカ・モドラという品種です。
初めてのスロバキア赤ワイン楽しみです!
そんなワインの感想です。
目次
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラ2016
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラの情報は入手先のマイティワインから抜粋・引用しています。
2015ヴィンテージのコメント
美しいガーネット色。ブルーベリー、プラム、完熟したチェリーなどの香り。フランコフカ・モドラ種の特徴にみられる代表的なシナモンのようなアロマと共に黒スグリのジャムのような香りも感じられる。樽由来の微かなヴァニラ香と共に味に丸みがあり、優雅さを感じる事が出来る。繊細でシルキーなタンニンとともに酸味のバランスがよく取れており、余韻も長め。
「毎日飲んでほしい」をコンセプトにしたヤグネットシリーズの赤ワイン。カジュアルにスロバキアワインを楽しんでもらえる1本です。カジュアルラインのワインといいながら、造り方はとても丁寧。アロマチックな香りが出るようにマセラシオン発酵してから、フレンチオーク樽で約12カ月熟成。比較的樹齢の若いブドウから造られているのでフレッシュですが香り豊かで果実味があふれ、優しいタンニンで口当たり滑らか。穏やかでバランスが良く、何にでも合わせやすい万能ワインです。
詳しくはこちら(マイティワインのページ)
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラ 生産者:カルパツカー・ペルラ
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラの生産者カルパツカー・ペルラの情報は入手先のマイティワインから引用しています。
詳しくはこちら(マイティワインのページ)
カルパツカー・ペルラはカルパチア山脈の最も西側に位置し、スロバキアの首都ブラティスラバから北に伸びている小カルパチア山脈の東側に位置するワイン街道にあります。
ぶどうの生産で有名なカルパチア山脈のふもとに約40ヘクタールのぶどう畑を持っており、そこで作られたぶどうからワインを作っています。社名にあるカルパツカー・ペルラは、スロバキア語でカルパチアの真珠と言う意味で、自社のカルパチアのぶどうに対する大切さや思い・誇りを表現しています。
1991年に作られた新しいワイナリーで、伝統あるぶどう畑で作られたぶどうとモダンな技術と発想を融合させたワインを生産しており、スロバキア国内のみならず国外でも人気のワイナリーとなっています。
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラの感想
綺麗に透き通るオレンジ色と、微かに紫色が入った美しいガーネット色。(実際の色は上記写真とはかなり印象が異なります)
木苺、ブルーベリー、カシス、プラムなどの果実、そして、黒系果実のジャム、スミレの花、アカシア、シナモンなどのスパイスの香り。
黒い果実や木苺、プラムっぽさがあり、フルーティな香りです。また、黒い果実のジャムのような凝縮感と甘やかさのある香り、そして、スミレの花やアカシアのような相対する香りなど多様な香りです。かなり複雑な印象の香りです。
口に含むと、ややしっかりとした酸味、僅かの渋味がある。
フレッシュなカシス、チェリー、プラム、ブルーベリー、スパイスなどの味わい。赤い果実のフレッシュな酸味や味わい、フレッシュな黒系果実の味わいが共存しています。
このワインの醍醐味はフレッシュな赤系・黒系果実の饗宴にあるように感じます。
透明感のある味わいもありますが、タンニンは予想以上にあり、見た目の透明感とは異なり、ボディはしっかりとしています。僅かに渋味はありますが、ボディのしっかりさ程は感じません。
そして、若干の酸っぱさもあり、若々しい赤系・黒系果実の印象を受けます。
抜栓直後の味わいは過去にはあまり飲んだことのない印象のワインでした。しかし、よくよく思い浮かべると、香りも味わいもルーマニアのワインで少し似ていたものがあったような印象です。東欧ということで、先入観かもしれませんが…(後述)
抜栓後3時間程経つと、ワインが開いた結果、やや角のある酸味は押させられ、かつ、タンニンも気にならなくなり、開く前の陰性な印象が控えめになりました。
ここまでくると、若いボルドーワインと共通している部分を持っているような印象も少し受けました。フレッシュな果実の酸味や味わいなどの果実感が豊富にあり、また、落ち着きも持っているようなワインでした。
後日談ですが、ブドウ品種フランコフカ・モドラはブラウフレンキッシュと同じブドウ品種であることを、本ブログ記事を書く際に知りました。そうすると、「ああーなる程!」とちょっと思いおこしました。
私が飲んだことがあるのはイタリアのフリウリ・ヴェネティア・ジュリア州のイエルマンのブラウ&ブラウ(後述)というワインです。このワインはブラウフレンキッシュとブラウブルグンダー(ピノネロ、ピノノワール)のアッサンブラージュです。
フレッシュな赤い果実や透明感を現わすような香りや味わいの部分は、一部共通しているように感じました。ただ、ブラウ&ブラウと比較すると、かなり骨太なワインの印象ではあります。
フランコフカ・モドラは色合い、香り、味わいのギャップ、そして、抜栓直後と抜栓3時間後の違いなど、非常に楽しめる美味しいワインでした。見た目も非常に透き通る美しさを持っていて楽しますし、新鮮な赤い果実と黒い果実の饗宴も見ものです。
スロバキアワインのファーストインプレッションを得るには、非常にぴったりなワインだったと思います。
ぜひ1度お試しを。
フルボトルで約2090円です。250mlミニボトルで825円です。
赤・白ワイン1本ずつのミニボトル250mlのセットだと、1500円~と非常にお値打ちです。
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラに合わせた料理
・牛赤身とロティチキン・卵白のトリプルタンパクコーデ:生ハムチキンをトッピング。BODY La-Ve(ボディ・ラヴ)@大阪市中央区。
今日も家籠りでUber eatsで注文。今回はスロバキアワインの赤と白の両方を抜栓するつもりでしたので、ビーフとチキンの両方が入ったものを注文。
赤ワインには主にビーフを合わせるようにしました。赤身牛はハラミで脂身は基本的にありません。焼き加減はミディアム・レア位で非常に柔らかく、綺麗にかみ切れます。ハラミの旨味が良く出ています。
ヤグネット・フランコフカ・モドラと合わせると、しっかりとしたボディのワインでしたので、タンニンの渋味を抑えられ、気にならなくなります。またワインの酸味が牛肉を軽やかな印象にしてくれます。結果、渋味と酸味を気にせず、ワインの美味しいところを引き立ててくれているように感じます。
Uber eats(公式ページはこちら):Uber Eats フード注文はこちら
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラの基礎情報
・ワイン名:ヤグネット・フランコフカ・モドラ2016
・生産者:カルパツカー・ペルラ
・生産地:スロバキア
・葡萄品種:フランコフカ・モドラ(ブラウフレンキッシュ)
・栽培・醸造法等:比較的樹齢の若いブドウ。マセラシオン発酵、フレンチオーク樽で12ヶ月熟成。
・インポーター:マイティ
・参考価格(ネットショップ):約2090円/フルボトル。825円/250mlミニボトル。
・購入先:スロバキアワイン専門店マイティワイン⇒こちら
楽天市場店⇒こちら
Instagramのアカウント:@mighty.wine
マイティワインが実施していたInstagram上のプレゼント企画で当選し、ヤグネット・フランコフカ・モドラ(赤)&ヤグネット・ヴェルトリンスケ・ゼレネ(白)のミニセット(250ml×各1本)(1500円~、送料別、750円/本)をいただきました。
ヤグネット・フランコフカ・モドラ関連のおすすめ記事
スロバキアワインのヤグネット・フランコフカ・モドラとの僅かではありますが、共通点を感じたワインの記事です。
東欧つながりで、ルーマニアのピノノワール。もう一つはブドウ品種フランコフカ・モドラ=ブラウフレンキッシュ)つながりです。
※なお、各ワインの感想を比較しても共通点と相違点を明確にできてはいません。そこは素人テイスターですので、ご容赦くださいませ。
ラ・ヴィ・ピノノワール2017/ドメーニレ・サハティーニ
1300円位~。やや甘味をイメージさせる赤系果実、花、ハーブ、スパイスの香り。口に含むと、酸味が控えめなチェリー、ストロベリーなどの赤い果実、スパイスの味わい。
ブラウ&ブラウ2015/イエルマン
4200円台~。イタリア。フランボワーズやストロベリーなどの熟れた赤系ベリーの果実、爽やかなシナモンなどのスパイスの味わいで、非常にエレガントです。甘く切ない熟れた赤系果実や香水のような香り。
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