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アルザス、トリンバックのミュスカ・レゼルヴ2014
お気に入りの生産者、アルザスのトリンバックです。下記のエノテカさんのページの抜粋からもお分かりのように、世界的にも評価されている生産者です。ロバート・パーカーJr氏も言っているように、中でもリースリングは私も非常にお気に入りです。
そして、ブドウの栽培や醸造にも哲学を持ち、実践しているように感じます。美味しいワインができるはずです。
私は今までに、様々な品種・ヴィンテージを合わせてトリンバックを9種類飲んでいますが、いずれも美味しかったです。ピノノワールについては既にリンク先の記事で紹介しています。
今回はミュスカですが、アルザスに限らず、今までにあまり多くのミュスカを飲んだ経験がないので、良い経験になりそうです。
生産者のトリンバックについて
購入先のエノテカさんの解説の要約・抜粋です。
「ロバート・パーカー氏は著書の中で「トリンバック家は、世界中で最もすばらしく、最も優雅なリースリングを提供し続けている。」と絶賛。
イギリスのワイン評価誌、ワインエンスージアスト誌の年間トップ100にて1位に輝き、またデキャンター誌の世界の白ワイン生産者トップ10に選出されるなど、輝かしい実績をもち、その高いクオリティは世界中で高く評価されています。
ソムリエから絶大な支持を得ており、フランスのミシュラン3つ星レストラン全店でトリンバックのワインを採用(2016年12月現在)。世界各国の偉大なプレステージ・キュヴェと堂々肩を並べる存在です。
トリンバックでは、上質なブドウを収穫するために、化学薬品の使用を必要最低限に抑え、丁寧な剪定やブドウ樹を健全に保つための革新的技術を導入、定期的な土壌耕作を行うなど、環境に優しい持続可能なブドウ栽培を実践。
収量を最適に調整し、ブドウの収穫は全て手摘みで行っています。収穫したブドウは穏やかに圧搾、抽出された果汁はグラヴィティ・システム(ブドウやワインに極力負担をかけないよう、重力を利用して移動するシステム)によって醸造所に運びます。
醸造所ではステンレスタンクと古い木樽を併用。伝統を重視しながらも最新技術を取り入れたワインメイキングを行い、フレッシュな果実味を損なわないよう、収穫翌年の春に瓶詰めした後、一定期間の瓶内熟成を経てからリリースされます。
トリンバックとアルザス旅行
アルザスは以前8月末頃に旅行してきました。
アルザスの気候は涼しいと想像していましたが、日本ほどではありませんが、ある程度湿度もあり、日差しはそれなりに強く、しっかりと暑い地域なんだという印象でした。下記写真は旅行の際に撮影した、たわわに実ったブドウと、見渡す限りのブドウ畑です。
ワイナリー訪問では、トリンバックは残念ながら訪問はしていませんが、トリンバックの前を横切りました。かなり広そうな敷地に立派な建物が建っていました。現地ガイドの説明では、アルザスでも成功しているワイナリーで、ドイツや日本にもワインを多数輸出しているとのことでした。
また、アルザス・ワイン街道の町、コルマールに観光に行きましたが、その町のワインショップでもトリンバックはたくさんディスプレイされていました。下記写真のディスプレイの上段は全てトリンバックです。
下記はアルザス旅行(ワイナリーツアーを含む)の記事です。
アルザス、トリンバックのミュスカ ワインの感想
さすがミュスカ!マスカットの優しい香りがする。加えて、白い花、ピーチ、蜂蜜などの少しまったりした香り。口に含むとフレッシュな柑橘系果実、苦みが少しあり、酸味が強めです。余韻は長く、爽やかさと少しの苦みが続く。
香りはふくよかで食欲を刺激しそうです。そして、ジュ―シーな果実味がしっかりと出ていて、爽やかさと大人な苦味があり、非常に楽しめます。アルザスの白ワインはどの品種も好きですが、ミュスカもいいですね。甘口かと思いきやドライです。後で知りましたが、フランスのAOCでは、のミュスカで唯一の辛口とのことです。
さっぱりとしているので、食事にも合わせやすいと思います。例えば、ハーブとスパイス、バターを加えて白身魚をオーブンで焼いたものに合いそうと少し妄想しました。
アルザス、トリンバックのミュスカ ワインの基礎情報
・生産地:フランス >アルザス
・葡萄品種:ミュスカ
・参考価格:3000円位
・原産地呼称等:ACアルザス
・購入先:エノテカ
エノテカ・オンラインのおすすめの活用方法のポイントを解説
エノテカオンラインを活用して、ワイン・ライフをもっと楽しめるような便利なサービスなどのおすすめポイントや、ワインを少しでもお値打ちに購入するおすすめの方法などを紹介しています。
アルザス、トリンバックのミュスカ関連のおすすめ記事
同じ生産者のアルザスのピノノワール。こちらも美味しいです。
アルザスのワイナリーツアーに参加した際の記事(ワイナリー1軒目)