今回のワインは、タカムラワインハウスの『ブルゴーニュ白3本セット』(6160円、送料別、2054円/本)で購入した1本です。
今回抜栓したのはブルゴーニュでもマコネ地区のマコン・ヴィラージュです。
個人的にはマコネ地区やシャロネーズ地区はマイナーなため、美味しいブルゴーニュでも価格が控えめなワインがたくさんあります。
この両地区のワインを開拓するのは、ほんとに楽しいです。
そんなワインの感想です。
目次
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュ・シャン・ブリュレ2017
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュの情報は購入先のタカムラワインハウスから抜粋・引用しています。但し、記事執筆時、本ワインの取り扱いがなく、当時のページも見当たらないため、購入時に控えた情報を引用しています。
白桃やリンゴ、白い花に、少し芳しさとまろやかさのある旨味を感じる香りと味わいが感じられ、味わいには、中盤からはより集中力のある印象のニュアンスとミネラルのタッチが味わいに豊かさを感じさせ、その上質感を生み出しています。余韻には柑橘のピールと香ばしい焼き菓子のようなタッチが広がり、最後までその魅力を存分に感じさせてくれる美味しさです。
マコン・ヴィラージュの生産者:ジー・ジー・ヴァンサン
マコン・ヴィラージュの生産者ジー・ジー・ヴァンサンの情報は輸入元のラック・コーポレーションから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ラック・コーポレーションのページ)
プイィ・フュイッセをブルゴーニュ地方南部の田舎酒からコストパフォーマンスに優れたスタイリッシュな辛口白ワインへと導き、世界に大きく広めたのが、5世代にわたってシャトー・ド・フュイッセを守るヴァンサン家。
栽培法はリュット・レゾネだ。
圧搾後の果汁は12〜18時間のデブルバージュののちアルコール発酵。
サン・ヴェランとマコン・ヴィラージュにはタンクを用い、テット・ド・クリュは7割がオークの小樽(新樽は25%)、3割がタンクでの醸造となる。
単一区画ものとヴィエイユ・ヴィーニュは100%樽発酵・樽熟成。レ・ブリュレとヴィエイユ・ヴィーニュは新樽100%、ル・クロの新樽率は70%、レ・コンベットには新樽を用いず、3〜5年使用済みの古樽で醸造する。マロラクティック発酵はヴィンテージごと酸のバランスを見たうえで決め、2003年や2009年のようにまったくしない年もある。2009年はバトナージュもしなかった。
ヴァンサン家はジャン・ジャックの家族のほかにも、ブドウ畑を所有する親戚筋が数多くいる。それらのブドウをまとめて造るラインが、ネゴシアンラベルの「J.J.ヴァンサン」だ。これにはドメーヌでも若木などのブドウが使われることもある。
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュは多様な果物の饗宴の感想
抜栓直後はライムやレモンなどの柑橘系果実、白桃、白い花、ナッツ、ラ・フランスなどの香り。
スワリングすると、非常に清々しい透明感のある香りが前面に出て、南国感が抑え気味になります。非常に良い香りです。トーストやナッツなど香ばしい香りもしてきます。
さらに開いて来ると、トロピカルフルーツやバナナなどの南国果実が前面に出てきます。非常にまったりとした、ふくよかな香りになります。
口に含むと、程良い酸味、若干の甘味、僅かな苦味がある。蜂蜜、バター、ミネラル、ラ・フランス、トロピカルフルーツやバナナなどの南国果実、レモン、ライムやグレープフルーツなどの柑橘系果実などの味わい。
非常にふくよかで、それでいて、柑橘類が爽やかさや苦味を与えています。多種多様な果物によるフルーティさがあります。
抜栓直後、直後のスワリング、その後も時間と共に変化します。さらに温度が上がり、開くと、香りや味わいはさらに変化するため、非常に楽しめます。
そして、どのタイミングも美味しいワインです。
一般的な8℃程度のサーブが爽やかさで、少しふくよかさもあり、ベストな美味しさかなと思います。最も上品に飲むことができると思います。
しかし、敢えて時間をかけつつ、温度を上げて、変化を楽しむのもおすすめです。
ちなみに、食事とともに今回のワインを飲む場合は、冷やし気味にすると、まったり感が抑えられて、爽やかさが前面に出て合わせやすくなると思います。
多種多様な果実感を是非楽しんでみて欲しい、美味しいジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュでした!
今回のワインは、以前購入したタカムラワインハウスの『ブルゴーニュ白3本セット』(6160円、送料別、2054円/本)の1本です。既に、セット内容は変更されていますが、お値打ちで美味しいワインで構成されたセットでした。
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュに合わせた料理
・パテ・ド・カンパーニュ:俺のグラタンby俺のイタリアン・フレンチ&Bakery心斎橋@大阪市中央区
・カポナータ
あの「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」がご自宅で食べられる【俺のEC】
今日も家籠りでパテ・ド・カンパーニュはUber eatsで注文。
パテはワインとパテの旨味を僅かに抑えているかもしれません。ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュの繊細な部分の味わいが少し捉えにくくなる程度です。ほんの僅かですので、どちらも美味しくいただけます。
おすすめはピクルスやマスタード共にパテを食し、冷やし気味のマコン・ヴィラージュに合わせることです。パテは酸味が効き、ワインのまったり感が抑えられます。ワインの柑橘系の爽やかさが前に出て、いずれもより美味しくいただけます。
カポナータとはワインとともに美味しくいただけます。オリーブオイルで炒めてトマトベースで野菜を煮るイメージなので、ほとんどのワインと合います。強いて言うならば、今回はワインの苦味が僅かに増えたような気がします。なんの問題もありません。美味しくいただきました!
・俺のグラタン心斎橋店(実店舗:俺のイタリアン・フレンチ&Bakery心斎橋。@大阪市中央区東心斎橋(食べログ:こちら)
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュの基礎情報
・ワイン名:マコン・ヴィラージュ・シャン・ブリュレ2017
・生産者:ジー・ジー・ヴァンサン(J・J・VINSENT)
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>マコネ地区>マコン>マコン・ヴィラージュ
・葡萄品種:シャルドネ
・原産地呼称等:ACマコン・ヴィラージュ
・インポーター:ラック・コーポレーション
・参考価格(ネットショップ):-
・購入先:タカムラ ワイン ハウス(楽天市場)
タカムラワインハウスの『ブルゴーニュ白3本セット』(6160円、送料別、2054円/本)の1本。
マコン・ヴィラージュ関連のおすすめ記事
ジー・ジー・ヴァンサンのマコン・ヴィラージュはブルゴーニュでも南に位置するマコネ地区のワインです。
この地区は高価なブルゴーニュワインでもお値打ちで、美味しいワインがまだまだあり、赤・白ワインともに個人的に探究しがいのある地区です。
下記のワイン3種類は、ちょっと価格帯は上がりますが、そんなマコネ地区で非常にお気に入りのレ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォンのワイン達です。
特に、ヴィレ・クレッセは秀逸です。4100円台~と決して安価ではないですが、この価格でこのレベルと思わせるほどの素晴らしい美味しさです。超おすすめのワインです!
マコン・ヴィラージュ2016 / レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
3000円前半~。ビオディナミ。柑橘系果実、白い花や様々なハーブや南国系果実などの香り。柑橘系果実のジューシーでふくよかな味わい。程良く上品で丸みを帯びた酸味、微かな甘味を感じる。果実味がたっぷりで、非常にジューシーなワインです。飲み手にフレンドリーで、それでいて品のあるシャルドネです。
マコン・ミリー・ラマルティーヌ2018 / レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
3700円台~。白い花、優しい柑橘系果実、少し緑のハーブ、洋梨、爽やかなハーブ、ナッツなどの香り。少しフレッシュな柑橘系果実を愉しみながら、洋梨、控えめに南国果実もあります。華やかで、爽やかで、コクもあるバランスの非常に良いワインです。
ヴィレ・クレッセ2014/レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
4100円台~。バター、ブリオッシュ、カヌレ、メロン、レモンタルト、バニラ、ハーブ、ナッツ、柑橘系果実、白い花の香り。口に含むと、控えめな酸味のフレッシュなレモン・ゆずなどの柑橘系果実、レモンタルト、バニラ、ハーブ、ミネラルの味わい。
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