今回はエノテカの7月(2022年)のハッピーワイン40%割引で購入できたイエルマンのピノグリージョです。
イエルマンはイタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワイナリーで、赤ワイン、白ワインともに私好みなワインが多く、色々と飲んできています。
以前、シャルドネとリースリング・レナーノは飲んだことがありましたが、ピノグリージョは経験がなかったので、今回購入して抜栓しました。
そんなワインの感想です。
目次
イエルマンのピノグリージョ2020
イエルマンのピノグリージョ2020の情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
外観は濃い麦わら色の色調。グラスに注ぐと、パイナップルやマンゴーの南国のフルーツのふくよかな香り、柑橘系果実のフレッシュなアロマが広がりながら、蜂蜜やフローラルのニュアンスも漂います。口当たりはリッチで柔らかい印象。見事に調和した豊かな果実味に程良い酸味が魅力。ミネラル感が全体の味わいを引き締め、心地良い余韻へと導きます。非常にバランスの取れた、アロマティックな1本です。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ピノグリージョ2020の生産者:イエルマン
ピノグリージョ2020の生産者、イエルマンの情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳細はこちら (エノテカオンラインのページ)
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州を『イタリア随一の白ワインの産地』、また『現代イタリア白ワインの聖地』と評されるまでに高めた造り手です。
イエルマンが本拠地を構えるゴリツィアのヴィラノーヴァという村は、オーストリアに帰属していた時代から白ワインの産地として名高く、いまでも高品質な白ワインを多く産出している。
イエルマン家は1881年にオーストリアから移住してワイン造りを始めたが、現在の4代目当主シルヴィオ・イエルマン氏が世界各地で絶賛されるように導いた立役者である。
イエルマンを代表するワインは、シャルドネという国際品種を使用しバリック熟成という当時では革新的な方法を用いて造られた、記念碑的作品「ワー・ドリームス」。また、イタリアで最も権威のあるワイン評価誌、ガンベロ・ロッソや伊ソムリエ協会が主催するコンペティション、オスカー・デル・ヴィーノにて「イタリアの白ワイン年間No.1」に選ばれた実績を持つ「ヴィンテージ・トゥニーナ」などがあります。
モダンなイメージが先行するイエルマンですが、モダンなだけではなく、伝統的手法と土着品種に重きを置いたワイン造りが行われている。また、どのワインからもシルヴィオ氏の土地への愛着と、先祖への尊敬が感じられます。イエルマンが持つ最大の魅力は、伝統的な製法と、シルヴィオ氏の抜群のセンスと革新が融合したスタイルであると言えるでしょう。
イエルマンのピノグリージョ アロマティックで多彩なワイン!の感想
少し緑色がかった淡いイエロー。
清々しい柑橘類と白い花の香りが立ち上がり、蜂蜜、パッションフルーツ、グレープフルーツ、甘い花、ハーブなどの多彩で豊富な香りが続く。
シトラス系を中心に非常にアロマティックな香りです。
爽やかですが、ふくよかさと多彩さがある芳しい香りです。
口に含むと、程良い酸味、控えめな甘味、僅かな苦味がある。
フレッシュな緑のハーフ、優しいレモンやグレープフルーツ、パッションフルーツ、枯れ草、ミネラルなどの味わい。
フルーツに加えて、フレッシュな緑色や枯れた黄色をイメージする様々なハーブの味わいがします。
ちなみに、セラーから出した直後の温度(14度)では、ほとんど甘味を感じないです。
ふくよかでボリューム感のある味わいですが、柑橘類やハーブの風味や酸味のため、ふくよか過ぎず、バランスが良いです。
そのため親しみやすい味わいです。
やはりイエルマンは美味しかったです!
イエルマンのピノグリージョの香りは爽やかな印象ですが、非常にアロマティックです。味わいはふくよかで多彩ですが、柑橘類が爽やかな印象にしてくれます。
香り・味わいともに、実はリッチなワインだと思いますが、そう感じさせず、親しみやすいワインです。様々な食事にも合わせやすく、フードフレンドリーなワインだとも思います。
また、サーブする温度で、好みに合わせて飲むこともできると思います。
例えば、スッキリと飲みたい方は、通常のサーブ温度の8度位に冷やして飲むといいと思います。
逆に、ある程度ふくよかさを出して、じっくりと多彩さを味わいたいなら、赤ワイン並に14〜20度位で楽しむも良しです。
ちなみに、今回は14度のセラーから出して飲み始めて、そのまま冷やさず、室温に戻しながら飲んでいます。
おすすめのイエルマンが造る、ピノグリージョはやはり美味しかったですし、非常にクオリティの高いワインでした。
イエルマンにしては価格が2600円台位からウェブ上で販売されていますので、非常にコスパが良いと思います。機会があれば、是非試してみてください。
イエルマンのピノグリージョ アロマティックで多彩なワイン!に合わせた料理など
・オードブル:イタリア産プロシュート(原材料:鶏もも肉、食塩。輸入業者:(株)ノルレェイク・インターナショナル。加工業者:(株)サイトウミート)、キウイ、オリーヴ。
ワインと合わせると、プロシュートは塩分がこなれてマイルドな印象になり、ワインのフルーティさとも良いペアリングです。
キウイの酸味は問題なく、ワインと調和しました。キウイとワインに少し複雑さを与えます。これはこれで美味しい!
・オレキエッテ、ホウレン草のソース:ドン ペッピーノのオレキエッテ。自家製ソース。
ほうれん草、グリーンピース、ブロッコリー、ズッキーニ、チーズなどを含む食材を塩胡椒のみで調理して、ペースト状にしたソースをオレキエッテ(マカロニ)と絡めています。
緑色が美しい。
ほうれん草に加えて、グリーピースなども入っているので、緑の風味がよく出ています。そこに、チーズの風味がまろやかなコクを与えていて、美味しいです。
ワインに合わせると、酸味がやや強くなり、柑橘類の風味が強調されて、より爽やかになり、食が進みます。
ランチにはピッタリのペアリングかも。
・プーリアのブティックファクトリー ドン ペッピーノのオレキエッテ:
「昔ながらのカゼレッチ(ホームメード製法)による独特のもちもち感。プーリア中部バーリ原産”小さな耳たぶ”パスタ。ブティックファクトリーとは、製法、品質にこだわる小規模工場。13.2%以上の蛋白質含有の厳選した良質なデュラムセモリナを使用し、生地に適度な空気が入る伝統の製法。」(商品ラベルより抜粋・引用)
原材料:デュラム小麦セモリナ
輸入者:株式会社野澤組
イエルマンのピノグリージョ2020の基礎情報
・ワイン名:ピノグリージョ2020
・生産者:イエルマン
・生産地:イタリア>フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
・葡萄品種:ピノグリージョ
・原産地呼称等:DOC.フリウリ
・評価等:ジェームス・サックリンク92点。
・抜栓時期:2022.07.
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):2600円台~
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
★エノテカのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるハッピーワイン40%割引、2500円台で購入。
イエルマンの白ワイン関連のおすすめ記事
今回はイエルマンのピノグリージョを抜栓しました。アロマティック、かつ、多彩な味わいで、柑橘類が爽やかに感じさせてくれるワインでした。
イエルマンはお気に入りのワイナリーで、赤白ワインとも色々と飲んでます。下記はイエルマンのおすすめの白ワインです。
・シャルドネ2017/イエルマン
3000円台半ば~。ブドウ品種:シャルドネ。
白い花、柑橘系果実、青リンゴ、パインなど南国果実の香り。
口に含むと、バナナなどの南国果実、レモンなどの柑橘系果実、ハーブ、スパイスなどの美味しさ。見事なバランスのワイン!
・ヴィナーエ2017/イエルマン
3000円半ば~。ブドウ品種:リボッラ・ジャッラ、フリウラーノ、リースリング。
冷涼地域らしい柑橘系果実の爽やかさ、ジューシーさ、そして様々な味わいがあり、味の深みも感じるエレガントなワインです。
・アフィックス・リースリング2016/イエルマン
3600円台~。ブドウ品種:リースリング・レナーノ
柑橘系果実、パッションフルーツ、リンゴ、白桃、白い花、甘やかな花、ハーブ、蜂蜜などの香り。
酸味の控えめな優しい柑橘系果実の風味があり、フレッシュなラ・フランスなどの果実味があり、非常にジューシーでミネラリーなワイン。