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ディ・マーヨ・ノランテのモリ・ロッソ2016
イタリア全州制覇を目指して、今まで飲んだことのない州のワインを少しずつ買い始めた内の1本です。
今回はモリーゼ州のモンテプルチアーノとアリアニコのアッサンブラージュ(ブレンド)です。当然初めて飲んだワインです。同州はアブルッツオ州の南、イタリアの中南部に位置し、ワインは州の大きな産業の1つとなっているようです。
アブルッツオ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツォは、飲んだことがありますが、フレッシュな果実の凝縮感があり、美味しいワインでした。モリーゼ州はアブルッツォ州のさらに南に位置するということですので、かなり濃厚で生き生きしたワインではないかと飲む前のイメージを膨らませています。
生産者のディ・マーヨ・ノランテについて
オーガニック栽培を20年も続けているとのことですので、優れた土壌になっているのではないでしょうか。そんな土壌で造られるブドウは素晴らしいと期待してしまします。
リッチテイストのようですが、重苦しくないスムーズで飲み易いワイン! 気になります。
ディ・マーヨ・ノランテについて
エノテカオンライン「モリ・ロッソ」のページから抜粋・要約しています。
1800年代から州都のカンポバッソ県でブドウ栽培を営む。フィロキセラで中断後、復活し、モリーゼ州で最も重要な生産者として知られるようになった。
ディ・マーヨ・ノランテは、オーガニック栽培を20年以上前から採用しており、2000年からはICEA(ヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関)規定によるオーガニック栽培をスタートさせている。
また、ディ・マーヨ・ノランテのワイン造りは、『リッチであっても重苦しくないワイン』、『高品質の土着品種を使用した、スムースで飲みやすいワイン』の哲学を持ちワイン造りを行っている。
ディ・マーヨ・ノランテのモリ・ロッソ ワインの感想
ベリー系の黒系果実や一部赤系果実や、花の香り、そして清涼感を感じる香りがする。
口に含むと、熟した甘い果実味があり、また、タンニンがしっかりとしており、かなり凝縮感があり、濃厚な印象を受けるワイン。
しかし、イタリアらしい酸味を伴うフレッシュな黒系果実の生き生きした味わいがあり、飲みやすさがありながら、飲みごたえもある。
甘味と酸味、生き生きとした果実味と凝縮した果実味など、私の印象の中では濃いめのフレッシュなワイン。イタリアらしい私の想像に近いワインでした。
このワインはアリアニコとモンテ・プルチアーノのアッサンブラージュ(ブレンド)ですが、アリアニコ単独よりもモンテ・プルチアーノとアッサンブラージュした方が個人的には好みかもしれません。飲み口が少し優しく、華やかになるような気がします。
1000円台半ばという価格を考えると非常にコスパも良く、美味しいワインです。酸味とフレッシュな果実味のおかげで、私なら夏場も冬場も美味しく飲めるワインでした。
ディ・マーヨ・ノランテのモリ・ロッソ ワインの基礎情報
1 生産地: イタリア > モリーゼ州
2 葡萄品種:モンテ・プルチアーノ80%、アリアニコ20%
3 参考価格:1000円台半ば
4 栽培法:オーガニック(ICEA(ヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関)による)
5 購入先:エノテカ
目標「イタリアワイン全州制覇」」
1 既に経験済の州
1)ブログ記事あり(※リンクはこのブログの他の記事)
・ピエモンテ州
・トスカーナ州
・ヴェネト州
・プーリア州
・ロンバルディア州
・マルケ州
・モリーゼ州
2)ブログ記事無し(セラーにあり、まだ飲んでいないものを含む)
随時アップしていきます。
ヴァッレ・ダオスタ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、アブルッツォ州、ウンブリア州、サルディーニャ州、シチリア州、バジリカータ州
2 今後制覇予定の州
・トレンティーノ=アルト・アディジェ州、エミリア・ロマーニャ州、リグーリア州、ラツィオ州、カンパーニア州、カラブリア州