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アルザス持ち帰ったゲヴェルツトラミネールについて
ゲヴェルツトラミネール・グラン・クリュ・キルシェベール・ド・バール(Grand Cru Kirchberg De Barr)2016
生産者:Domaine Noelle Bachert
8月にアルザスのワイナリーツアーに参加して購入してきた1本です。6本購入しましたが、日本に持ち帰ったのはこの1本のみで、ついに抜栓してしまいました。
このワイナリーは家族経営とのことですが、訪問時にオンリストされているものだけで、19種類もあり。クレマン・ダルザスからグラン・クリュまで豊富なラインナップでした。しかも、その内9種類をテイスティングさせていただきました。ボルドーのシャトーに行った際には、テイスティングは1,2種類だけでしたので、その経験からすると、大盤振る舞いといった印象でした。ボルドーに比べれば地方ですので、来客との敷居が低く、非常に歓迎していただいたのかもしれません。
下記は1軒目のワイナリーの記事です。
このワイナリーでは、同日訪問した他の2軒のワイナリーに比べると、ジューシーさとフレッシュさが強かったので、非常に飲みやすく、暑いときでもさっぱりと飲め、かつ味わい深いワインという印象でした。しかし、実際に日本に持ち帰って飲むと、さすがグラン・クリュといった風格のあるワインでした。
ちなみに、このワイナリーでは、あと1本はリースリングを購入しています。
アルザス持ち帰ったゲヴェルツトラミネール ワインの感想
ライチ、華やかな花、少しオレンジの皮、少しマンゴー、少し南国果実、レモン、メロン、白胡椒、シナモン、ナツメグなどの香り。味わいは、ライチ、オレンジの皮、蜂蜜、スパイス、そして、ミネラルを感じます。甘味はそれなりにあるものの、甘過ぎる感じはなく、余韻ではスッキリした印象を受けます。
さすが、グラン・クリュといったところでしょうか。豊富な香りと味わいでした。また、ゲベルの特徴であるライチの風味を感じ、非常にアロマテックで、味わいにも厚みがあります。
また、ワイナリツアーで飲んだ印象では、3ワイナリーのゲヴェルの中では、一番ジュ―シーでさっぱりとした味わいだったと記憶していますが、日本で飲むと、かなり濃厚で甘味がある印象でした。これは私の舌のせいなのか、はたまた、飲んでいる環境(気候)の違いなのか、結論はでませんが、それはそれで面白いなぁと思います。
いずれにしろ非常に美味しかったのですが、このワイナリーのワインは日本では買えなさそうですので、また、アルザスに行って飲みたいと思います(自分自身への決意表明)
アルザス持ち帰ったゲヴェルツトラミネール ワインの基礎情報
1 生産地: フランス > アルザス
2 葡萄品種: ゲヴェルツトラミネール
3 参考価格: 12€(1500円位)
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