今回はamitywineの「amitywine無料モニターキャンぺーン」にinstagramで応募したところ、当選していただいたワインです。
しかも、ワインスペクター誌に「世界最高峰のロゼ」と称えられた素晴らしいロゼワインです。
自然の摂理に則ったドメーヌ・タンピエ独自の哲学のもとで造られるヴァン・ナチュール(ナチュラルワイン)はどのようなワインなのか?
非常に気になるワインです。そんなワインの感想です。
目次
世界最高峰のロゼ! ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼ2020
ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼのワインの情報は、amity wineからいただいた下記チラシから抜粋・引用しています。
チラシに記載の下記テイスティングコメントは本当に納得のコメントです。
さすがプロ! プロのコメントはワインのイメージがぴったりと伝わってきます。
映画【プロヴァンスの贈り物】のセリフにタンピエが出てくるところも、このドメーヌの偉大さが分かります。次章のドメーヌ・タンピエの解説部分を読むとさらに納得です。
2020ヴィンテージのコメント
ブラッドオレンジや赤いベリーのフレッシュな香りの中に、スパイシーな白胡椒の香り。口に含むとムールヴェードル由来のリッチな肉厚感を備えつつ、エレガントで爽やかさもあります。
2020年ヴィンテージで、フレッシュさが先行している感じがありますが、アフターにミネラル、白い花、シトラスフルーツが継ぎ目なく押し寄せてきます。熟成も期待できる素晴らしいプロヴァンスロゼです。
映画【プロヴァンスの贈り物】の中にも登場し、「ドメーヌ・タンピエを味わうことなく、バンドールを、いや、プロヴァンス・ワインを語るなかれ」と言わしめるほど、完全無欠の評価を受けているドメーヌです。
詳しくはこちら(amity wineのページ)
世界最高峰のロゼ! バンドール・ロゼの生産者:ドメーヌ・タンピエ
バンドール・ロゼの生産者ドメーヌ・タンピエの情報は、輸入元のラフィネから抜粋・引用しています。
世界最高峰のロゼと言われるには、当然ながらそれだけのバックグランドがあることが良く分かります。
そして、さらにその拘りと苦労をしっかりとワインの美味しさに結実させているところも、ドメーヌ・タンピエの偉大なところです。
詳しくはこちら(ラフィネのページ)
ケミカルなものを一切使わない伝統的な農法や、ホメオパシー、太陰暦を用いた手法などを組み合わせ、自然に配慮した独自のアプローチによってほぼ手作業でブドウ樹、土壌、畝の管理をしています。また、畑に放牧されている羊らが余分な草を食みながら土壌に栄養分を与え、敷地内にはミミズや幼虫、テントウ虫などの昆虫が多種多様に生息しています。
【区画・土壌】マルチレイヤ―の豊かな地層で、複雑なテロワールを持つそれぞれの区画は正にモザイクのような様相です。
【収穫】畑で選別しながら手摘みで収穫したブドウは即座にセラーに運ばれ、セラーマネージャーのチームによって再び厳密に選別されます。徹底して自然の摂理に沿って栽培を行う。
【醸造】除梗100%。醸造過程を「生命の創造」と捉えており、「全てのヴィンテージは新しい子供の誕生」をポリシーに掲げ、清潔に保たれた醸造設備を用いて、テクニックを駆使することなく、人的介入をしないで発酵を進め、静かに寝かせます。
世界最高峰のロゼ! ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼの感想
オレンジがかったピンク色。まさにサーモンピンク。光を反射する艶やかな液体。キャンドルの灯りで飲むと、さらに美しいかも。
白桃、ライム、新鮮な赤いベリー系果実、甘い花など多彩な香り。甘やかな果実感があり、優しい香りが溢れていて、そして、エレガントな香りです。
私などでは表現するのが難しいですが、上記と別に、抜栓直後からこのワイン特有の良い香りがグラスから漂っています。何とも言えないこの香りに魅了します。
口に含むと、程良い酸味、微かな甘味があり、口の中で少し刺激を感じます。ライム、白桃、赤系ベリーの果実、バニラ、ハーブ、スパイス、ミネラルなどの味わい。余韻には様々果実のジューシーさ、ハーブ、そして、スパイスの刺激を感じる。非常にフルーティなロゼです。
さっぱりさ、華やかさ、優しさ、刺激、エレガンスがあります。
様々な表情を見せながら、たっぷりとした優しい果実味が、自然のままに身体全体に染み渡るように癒してくれる、そんな非常に優しく、美味しいワインです!
今回のドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼは、「ロゼワインって、こんなにインパクトが強く、様々な表情を見せる奥深いワインだったんだ!」と感じさせてくれました。
今まで飲んだロゼとは一味も二味も違う奥深いワインです。
私の感性や表現力が足りないので、上手く伝えてることができませんが、非常に味わく深く、奥行きのある凄いワインです。
価格も5000円前後とそれなりなので、デイリーワインとしては私のような庶民には厳しいです。しかし、ちょっとした記念日にはピッタリです。
味わいや香りが良いだけでなく、色も非常に美しいので、非日常の優雅な気分にしてくれると思います。プロヴァンスのリゾートを演出してくれる、優雅なロゼワインです!
そして、ワインスペクター誌が「世界最高峰のロゼ」と称えたワインでもあります。「確かに!」と思うだけのクオリティと美味しさです。
1度は味わうべきワインだと感じました!
世界最高峰のロゼ! ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼに合わせたお摘み
・『ハーフバタール』&『パン・オ・ルヴァン』:イカリスーパー
・『まるごと果実ブルーベリー』&『まるごと果実いちご』:アヲハタ株式会社。(果実と果汁だけの自然な甘さ。独自の「ファインフルーティー製法プラス」が果実感をさらに高めます。贅沢にたっぷりと果実と果汁を使用した充実感たっぷりのジャムは、毎日の朝食や製菓をより良いものにしてくれます)
バタールはベーカリーに近い、小麦が香る美味しさ。パン・オ・ルヴァンは独特な風味があり、酸味と少しもちっとした食感があり、美味しいです。
果肉がほぼそのまま入ったブルーベリージャムといちごジャムを各パンに乗せていただきました。ブルーベリージャムはやや強めの酸味があり、また、しっかりとブルーベリーの味がします。ブルーベリージャムの酸味に関係する味わいは、原材料に入っているレモン果汁の味わいに近いと思います。いちごジャムは甘味があり、酸味は抑え気味で、イチゴの味わいもしっかりとします。
今回のドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼとの相性は、どちらもペアリングします。個人的にはいちごジャムをバタールに乗せてワインに合わせたのが、一番好みでした。バンドール・ロゼは赤系ベリーの果実の要素があり、また、酸味がそれほど強くないので、今回のやや強い酸味のブルーベリージャムよりは、酸味が控えめで、甘味があるいちごジャムの方が、より合いやすかったのではないかと思います。
世界最高峰のロゼ! ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼの基礎情報
・ワイン名:バンドール・ロゼ2020
・生産者:ドメーヌ・タンピエ
・生産地:フランス>プロヴァンス
・葡萄品種:ムールヴェードル60%、グルナッシュ30%、サンソー8%、カリニャン2%
・原産地呼称等:ACバンドール
・気候や土壌:マルチレイヤーの豊かな土壌。平均樹齢20年。
・栽培・醸造法等:ケミカルなものを使わない伝統的な農法、ホメオパシー、太陰暦などを組合せた独自の手法。100%除梗、手摘み、2度の選果、12度低温マセレーションを施し直接圧搾、ステンレスとセメントタンクで発酵、その後、セニエ方式で圧搾した5から10%とブレンドし、ステンレスとセメントタンクで8カ月間熟成、無清澄・無濾過で瓶詰め。人的介入をしない発酵。ナチュラル・ワイン。
・評価:「世界最高峰のロゼ」byワインスペクテーター誌
・インポーター:ラフィネ
・参考価格(ネットショップ):6000円台~
・購入先:アミティワイン(アミティワインの公式ページはこちら。Instagramアカウント:amity_wine)
「amitywine無料モニターキャンぺーン」にinstagramで応募・当選していただいたワイン。
ロゼワイン関連のおすすめ記事
今回のドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼに関連して、イタリア、スペイン、オーストリアの美味しかったおすすめのロゼワインの記事です。
カステッロ・ディ・アマのロゼワインも非常に美味しく、下記の中では一押しです。他の2つのロゼワインも2000円位から購入できますが、非常に美味しく、おすすめです。
・パープル・ロゼ/カステッロ・ディ・アマ
3000円台~。
チェリー、甘いストロベリーなどの赤系果実、スパイス、甘い花々の上品な香り。口に含むと、フレッシュなチェリー、熟したストロベリーの優しい赤い果実の美味しさがあり、非常に華やかな味わい。
・ロサード・カベルネ・ソーヴィニヨン2017/エナーテ
2000円位~。
美しい赤色。芳しい花、新鮮な赤い果実の香り。甘味も酸味もある果実味豊かで、爽やかな印象の味わい。
色合い、香り、味わいを楽しめるおすすめロゼワイン。
・ダーニ・ロゼ2018/ヴァイングート・ゼルナー
2000円位~。
オーストリアのロゼワインは初めてでしたが、蒸し暑い季節にピッタリの美味しいワイン。
まずはうっとりする程美しい透明感のある桜色を楽しみ、次はラズベリーなどの赤い果実がいっぱいの香りを楽しむ。そして、口に含むと…。
ナチュラルワイン関連の記事
ドメーヌ・タンピエのバンドール・ロゼと同様のナチュラルワインで、オーストラリアの赤ワインと、南アフリカの白ワインの記事です。
今回、バンドール・ロゼと合わせて3つの地域の様々なナチュラルワインを飲むことができ、美味しかったのは当然として、非常に勉強になりました。
興味のある方はぜひ3本まとめて購入して飲み比べていただくと、非常に勉強になると思います。
しかも3本とも非常に美味しいので、おすすめです!
・ヤウマ シーヴュー・バージ・カベルネフラン2017/ヤウマ・ワイン
6000円。
フレッシュなカシスやブルーベリー、スミレやバラの花、チェリー、赤スグリ、リコリス、清涼感のあるスパイス、土っぽさ、草の茎を切った時のような瑞々しく少し青っぽい香り。口に含むと、フレッシュな赤スグリなどの赤い果実やカシスやブルーベリーなどの黒系果実、豊富なスパイスなどの味わい。
・ファイヤー・バイ・ナイト2018/アルヘイト・ヴィンヤード
7000円台~。
トロピカルフルーツ、メロン、バニラ、バター、ブリオッシュ、レモンタルトなどの香り。口に含むと、ややフレッシュなライムなどの柑橘系果実、トロピカルフルーツなどの南国果実、ハーブ、ブリオッシュ、バニラ、ハチミツなどの味わい。