目次
エノテカ大阪店の魅力 豊富なグラスワインと1000種のワインについて
ワインショップ・エノテカの店舗によっては、ワインショップだけでなく、カフェやバーを併設しているところがあります。これらを併設しているところは、普通のお店ではなかなか飲めないような高価で貴重なグラスワインが飲むことができたり、ランチやディナーなどと共にいただける店舗もあります。
当然ながら、料理はワインとよく合うものが中心ですので、ワインと料理の相性に悩む必要もなく、楽しむことができます。
また、ショップで販売しているワインを購入してカフェ・バーに持ち込むこともできます。
この記事ではエノテカ大阪店の魅力として、クオリティの高いグラスワインの一部のご紹介、約1000種類の豊富なボトルワインとワインの選択方法の1例、そして、私が参加したエノテカ大阪店のワインイベントなどを紹介しています。
ご参考まで、エノテカオンラインの活用方法のポイントについての記事です。オンラインだけでなく、エノテカの店舗でも10%割引になる情報も記載していますので、よろしければチェックしてみてください。
エノテカ大阪店の立地について
エノテカ大阪店は、大阪市北区の中でも、私的には最も落ち着いた雰囲気がする西梅田になります。最も近い駅は大阪メトロ四つ橋線西梅田駅と阪神本線梅田駅、その他JR大阪駅・北新地駅などです。
エノテカ大阪店が入居している「ハービスPLAZA」の周辺には、私の好きなリッツ・カールトン大阪がすぐ隣にあり、逆側には私のお気に入りだったスカイラウンジ(下記写真)があるヒルトン大阪があります。この辺りは大人な雰囲気があり、大阪南の道頓堀や心斎橋のような人通りもなく、私にとっては非常に居心地のいい地区です。
さて、ハービスPLAZAの2階のエノテカ大阪店に到着したら、ストックが約1000種類あるワイン達が出迎えてくれます。エノテカのショップの中でも広い店舗の部類に入るのではないかと思います。
そして、高額ワインが常にディスプレイされている「ザ・ライブラリー」のコーナー、「各種特集ワイン」や「よりどり〇〇本セット」、「今月のハッピーワイン20%割引」などいろいろと誘惑してきます。
が、そのままショップの奥に進むとカフェ・バーがあります。下記写真はエノテカ大阪店の外観のワンショットです。
こぼれ話
ある日、友人達との待ち合わせまでかなり時間があったので、エノテカ大阪店に立ち寄ってみると、魅力的なワインがあり、思わず3本も買ってしまいました。
このまま3本も持ち歩くのはワインにも良くない上、重すぎるので、やむなく一旦家に戻り、ワインをセラー・インして、再度待ち合わせ場所に戻ったことがありました。
もちろん配送も可能ですが、自宅が割と近く、また、デイリー用のため直ぐに飲みたいということもあり、持ち帰りました。
友人達には、かなり笑われた記憶があります。
エノテカのワインの誘惑に負けたエピソードです。
エノテカ大阪店の魅力 豊富なグラスワインについて
エノテカ大阪店(カフェ・バー)の魅力は、何といってもグラスワインのラインナップだと思います。エノテカ直営店だからできる高価なワインをグラスで飲めたり、企画もののグラスワイン(後述)など、いつも美味しいグラスワインの豊富なラインナップとなっています。そして、ワインと相性の良い料理やチーズなどのラインナップもおすすめポイントです。
エノテカ大阪店の魅力 グラスワインの豊富なラインナップ
エノテカ大阪店の魅力 豊富なグラスワインのラインナップ
エノテカ大阪店のカフェ・バーでは、いつも魅力的なグラスワインが多数オンリストされています。価格帯も数百円のものから、高価なものまで多数あります。
そのため、昼間からワインを飲みたい時、ランチとグラスワイン、ディナーとワイン、ディナー後のワインバーとしてグラスワインを飲むなど、いろんなシーンで利用させていただいています。
今回伺った時にオンリストされていたグラスワインの一部で、特におすすめなものを掲載してみました。グラスワインは随時入れ替わっていきますので、ご注意ください(価格は100mlの場合)。
おすすめグラスワイン(白)
下記に記載したおすすめのグラスワインの白の中で、個人的にはイエルマンが最も気になります。イエルマンのワインは赤・白ワインともいろいろ飲んでいますが、いずれも非常に美味しく、繊細で透明感があり、しかし、しっかりとした味わいがあります。
下記ワイン名はブドウ品種を表し、土着品種だと思います。普通に考えれば、その土壌や気候に最も適したブドウと思いますので、美味しいワインができそうです。
シャブリ・グラン・クリュ・ヴォーデジール/ルイ・ミシェル&フィス
(1980円/100ml、ボトル10,000円位)
「シャブリで1850年より5代に渡ってワイン造りを行い、醸造にステンレスタンクを導入したパイオニア。特級畑ヴォーデジールは、シャブリ最上級の特級畑であり、最もエレガントなワインが造られます。ステンレスタンクにて18ヵ月間以上熟成することで生まれる、上品な果実味に豊富な酸が綺麗に溶け合います。」
トラミネール・アロマティコ/イエルマン
(1100円/100ml、ボトル3000円半ば~)
⇒イエルマンの別のワイン、ピノノワールの記事はこちら
「イエルマンはイタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州を代表するワイナリー。トラミネール・アロマティコ(ゲヴェルツ・トラミネール)を使った、白ワイン。深い果実のコクと清涼感のある香りが特徴。スパイシーな料理やエスニックと相性が抜群の1本です。」
ヴィーニャ・ジジ・シャルドネ/ジャン・レオン
(990円/100ml、ボトル3000円台前半~)
⇒ジャン・レオンの別のワイン、ピノノワールのロゼワインの感想はこちら
「スペイン屈指の名門トーレス・ファミリーが手掛ける、ジャン・レオン。創設者の愛娘の名を冠した白ワイン。ブルゴーニュの特級畑、コルトン・シャルルマーニュから持ってきた苗木から造られています。濃厚な果実味といきいきとした酸が備わる、上質な仕上がり。まさにブルゴーニュの白ワインを彷彿させる上品な味わいです。」
おすすめグラスワイン(赤)
下記に列挙したおすすめのグラスワインの赤の中で、個人的に1種類選ぶとすれば、アンヌ・エ・エルヴェ・シゴーのモレサンドニ・プルミエですね。
過去にヴィンテージ違いで飲んだことがあるのはプルノットのバローロだけです。モンテスS.A.とアンヌ・エ・エルヴェ・シゴーは導入的なワイン(お値打ちですが、おすすめなワイン)を飲んだことがあります。いずれも次のステップ(ワンランク上のワイン)のワインに進みたいなぁと思わせる美味しさを経験しています。
そういう意味では、ヴィンテージ違いのバローロも気になりますが、エルヴェ・シゴー、またはモンテスS.A.を飲んでみたい。そして、最近はピノ・ノワールの探究に余念がない私は、アンヌ・エ・エルヴェ・シゴーのモレサンドニ・プルミエが一番飲んでみたいワインですね。
モレサンドニ・プルミエ・クリュ・レ・シャリエール/アンヌ・エ・エルヴェ・シゴー
(1980円/100ml、ボトル8000円後半)
⇒同じ生産者のブルゴーニュ・ピノノワールの感想はこちら
「香り高くエレガンスに満ちたブルゴーニュを造り出す、シャンボール・ミュジニーの歴史ある名門エルヴェ・シゴー。特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュの下部に位置する、モレ・サン・ドニの一級畑。リッチかつ豊かな果実味と深みがありつつ。エレガンスを兼ね備えたスタイルです。」
パープル・エンジェル/モンテスS.A.
(1760円/100ml、ボトル6000円位~)
⇒モンテスS.A.の別のワイン、ピノノワールの感想はこちら
「チリワインの可能性と最高品質を追求してスタートしたワイナリー。今やチリ最高峰ワイナリーとしての地位を確立しています。こちらはチリを代表する郷土品種として注目の、カルメネール本来の味わいが楽しめる逸品です。オバマ元大統領がチリを訪れた際の公式晩餐会で提供されたワインとして一躍話題となった味わいをぜひお試しください。」
バローロ/プルノット
(1540円/100ml、ボトル5000円前半~)
⇒このワインの感想はこちら
「ピエモンテにおいて、初めて「クリュ」の概念を導入したワイナリー。バローロの品質を劇的に向上させるきっかけとなる革新的なワインをリリースし、「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言わる名門です。こちらは彼らの看板であるバローロ。香り高く洗練された仕上がりで、力強さを秘めたエレガントなスタイルをお楽しみください。」
エノテカ大阪店の魅力 特別なグラスワインについて
通常のグラスワインでも非常にクオリティが高く、高価なものまで飲むことができますが、それだけではありません。普通ではなかな飲めないような様々なグラスワインの企画を実施しています。
下記に2例だけご紹介しておきます。
スペシャル・バイ・ザ・グラスについて
本件記事執筆中に実施していたおすすめのスペシャル・バイ・ザ・グラスをご紹介します。もちろんこれらのグラスはなくなり次第終了し、ワインは随時変わっていきます。
今回の企画は、ボルドー5大シャトーのセカンド・ワインの3種類です。垂涎物のこれらのワインがグラス単位で飲むことができ、非常に魅力的です。
価格面からボトルで購入するのが難しいワインばかり。しかもリリース直後ではなく、少し前のヴィンテージで、熟成も少しずつ進んでいる美味しそうなワイン達です。
「ボルドー1級シャトーセカンド飲み比べ」
3銘柄セット特別価格 8525円から27,170円/30ml~100ml
・アイテム
カリュアド・ド・ラフィット2012
(ボトル66,000円、グラス4180円~13,200円/30~100ml)
「メドック格付け第1級、左岸の王者と讃えられるラフィットのセカンドワイン。ラフィットの畑で収穫されるブドウのうち、ファーストに使用されるのは僅か約3割、その残りをさらに厳選し約4割がこちらのセカンドに使われるという贅沢な造り。ファーストラベルを思わせる優美でクラシックなスタイルを見事に表現した逸品。」
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2012
(ボトル44,000円、グラス2860円~8800円/30~100ml)
⇒ファーストのシャトー・マルゴー1996の記事はこちら
「5大シャトーの中で最も高貴で最もエレガンスを極めた「ボルドーの宝石」と称されるシャトー・マルゴーのセカンドワイン。パーカー氏からの評価も非常に高く、1980年代以降100点に近い、高得点を連続して獲得。セカンドラベルでも芳醇な果実味と上品で長い余韻に包まれ、深い味わいをお愉しみいただけます。」
ル・クラレンス・ド・オーブリオン2012
(ボトル28,600円、グラス1925円~5720円/30~100ml)
⇒シャトー・オーブリオンの醸造チームがオーブリオン他のブドウから造るクラレンドル・ルージュの記事はこちら
「メドック格付け第1級、数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー、オー・ブリオン。こちらはそのセカンドラベルです。その違いはブドウが実っていた樹の樹齢だけで、土壌や品質管理については全てファーストラベルと同じ。そのため、若いうちからシャトー・オー・ブリオンならではのエレガンスを堪能することができます。」
余談ですが、確かこの企画で始めたいただいたワインの1つに下記写真の、ボノー・デュ・マルトレイ(生産者情報はこちら(エノテカオンラインのページ))のコルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ2000があります。衝撃でした。味わいの複雑さや深味、香りの妖艶さなど、突出して素晴らしかったです。そして何より驚かされたのが、液体の凄いとろみです。シャルドネも20年近く経つとこうなるのか、または、コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュの特徴なのか、恐らく後者と思いますが、貴重な経験をすることができました。
週末スペシャル・テイスティングについて
同じく記事執筆中に実施していたおすすめのグラスワインの企画です。金曜日に抜栓し、無くなり次第終了です。
今回の企画では、ロスチャイルドとのジョイント・ベンチャーが造る素晴らしいワイン、アルマヴィーヴァです。チリのテロワールと、5大シャトーのムートン・ロスチャイルドの技術力を活かし、凄いワインを造り上げています。
初めてアルマヴィーヴァを飲んだ時は、まだ6000円から8000円位でしたが、現在は当時の倍以上の価格水準になり、15,000円以上となりつつあります。
今回は垂直で飲み比べすることができます。垂直飲み比べとは同じワインのヴィンテージ違いを飲むことです。ヴィンテージの違いによる味わいを知ることができ、また、熟成による味わいの違いも感じることができます。
高価なワインですので、なおさら貴重なテイスティングの機会となります。
「アルマヴィーヴァ垂直飲み比べ」
参加料金3,740円(40ml×2杯)
・アイテム
アルマヴィーヴァ2009(ボトル33,000円)
アルマヴィーヴァ2016(ボトル24,200円)
「オーパス・ワンに続く豪華コラボレーションによって生み出された、まさにチリのオーパス・ワンというべき、偉大なワインです。ボルドー最高峰の技術とチリ最高のテロワールの融合によって生み出されるワインは、力強くフィネスに溢れるスタイル。熟成のポテンシャルにも秀でた珠玉の1本です。」
余談ですが、私の自己紹介の写真(下記)も、確かこのグラスワインの企画で飲んだものです。フランソワ・フュエ(生産者情報はこちら(エノテカオンラインのページ)のエシェゾー・グラン・クリュ(2013)とモレサンドニ・プルミエ・クリュ(2009,2012,2014)の垂直テイスティングの時の写真です。この時も貴重な経験をすることができました。やっぱりヴィンテージで味は異なるし、エシェゾーは美味しかったです。
(写真とは異なりますが、同じ生産者フュエのACブルゴーニュの記事はこちら)
エノテカ大阪店の魅力 おすすめグラスワインとランチについて
エノテカ大阪店の魅力の1つとして、ワインとよく合う美味しいランチがあります。この章では、いただいた美味しいランチと、ランチに合わせていただいたおすすめのワインをご紹介します。
休日にはゆったりと贅沢な時間と空間を楽しみながら、ぜひ美味しいランチとワインを合わせていただきたいなぁと思います。
エノテカ大阪店の魅力 ワインとよく合うおすすめランチについて
白身魚と具だくさんのタルタルサンド
(サラダ、ポテトサラダ、お惣菜、ドリンク付き)(935円)
レモンの風味がタルタルを非常に爽やかな味わいにしてくれます。白身魚はソテーしていて、スパイスの風味もあり、非常に美味しいです。柔らかく優しい食感です。トーストしたサクッとしたパンの食感と良くマッチしてバランスが良かったです。
サラダ&スープランチ 蒸し鳥とアーモンドのサラダ&ミネストローネ
(パン、ドリンク付き)(825円)
優しい酸味があり、素材の旨味が出ている美味しいミネストローネ。寒い冬には暖かく、身体に優しいです。そしてメインはサラダ。新鮮なサラダをたっぷりといただくことができます。ヘルシーな蒸し鶏でタンパク質を取り、たっぷりのアーモンドスライスとクルトンがアクセントになるサラダです。
過去に食べたことがあり、美味しかったランチもご紹介しておきます。
ビーフシチュー
(サラダ、ポテトサラダ・パン、ドリンク付き)(990円)
非常に美味しいビーフシチューで、まさに赤ワインにマリアージュします。個人的にはボルドーのメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンなどと合わせたい料理です。赤ワインをたっぷり使ったビーフシチューではないかと想像しています。ディナー・メニューにもあるので、機会があれば、是非試していただきたいおすすめ料理です。
紅茶鶏のスパイシーサンド
(サラダ、ポテトサラダ、お惣菜、ドリンク付き)(880円)
こちらも以前ランチでいただいたことがあります。優しく滋味深い味わいで、スパイスがアクセントになっていて、これもワインにぴったりです。
エノテカ大阪店の魅力 ランチに合わせたグラスワインについて
「白身魚と具だくさんのタルタルサンド」に合わせたグラスワイン
ランチには白身魚のタルタルサンドを選んだので、このサンドに合いそうなワインを探すことにしました。条件は、白身魚から連想して、海の近くを産地とする白ワイン。
気になるワインはないかとグラスワインのリストを見ていると…、ありました!!
ガヤがトスカーナ州でカ・マルカンダの名前で造っているヴィスタマーレです。カ・マルカンダ唯一の白ワイン。ワイン名の「ヴィスタマーレ」はイタリア語で「オーシャン・ヴュー、海を臨む」を意味しているとのことです。
かなり前から気になっていましたが、ついに飲むことができました。今回のサンドイッチともベストマッチでした。
ヴィスタマーレ2018 カ・マルカンダ(ガヤ)
(990円/50ml、ボトル6000円台半ば~)
アッサンブラージュ:ヴェルメンティーノ40%、ヴィオニエ40%、フィアーノ20%
参考:ワインリスト記載のコメント「シトラスや白い花の香りにアプリコットなどの甘美なアロマが立ち上がり、豊富な果実味と洗練された酸が魅力の上品な仕上がりです。」
「サラダ&スープランチ」に合わせたグラスワイン
ランチに選んだのは「蒸し鳥のサラダとミネストローネ」です。そもそもこの料理に合わないワインはあまりなさそうです。
そんなことを考えながら、グラスワインのリストを見ていると、下記ワインを見つけました。このワインの異なるヴィンテージを何度か飲んだことがあり、リピートするほどのお気に入りでしたので、おすすめだよと妻にサジェスチョンしたところ、採用されました。
もちろんミネストローネの酸味にも合いそうですし、蒸し鶏の味わいを消してしまうようなこともない赤い果実のピュアな味わいなので、普通にマッチしそうでした。
ピノノワール・アティテュード2018 パスカル・ジョリヴェ
(770円/100nl、ボトル3000円位)
アッサンブラージュ:ピノ・ノワール100%
参考:ワインリスト記載のコメント「赤果実の華やかな香りにスパイス香が加わり、ほのかにオークの香りも感じられ、バランスの良いエレガントな余韻が楽しめます。」
「ビーフシチュー」に合わせたワイン
私がビーフシチューに合わせた時は、ランチではなく、ディナータイムにボルドーのポムロールの飲み比べのコンセプトでワイン会をしていました。
その際のワインは下記ですが、いずれも美味しかった上に、ビーフシチューにぴったりでした。
デュオ・ド・コンセイヤント
シャトー・ラ・コンセイヤントのセカンド
(ボトル7000円程度)
エノテカのコメント(シャトー・ラ・コンセイヤント)
「1871年から現在に至るまで、ニコラス家がオーナーとして代々受け継がれている、名高い老舗シャトー。そのため、品質が安定しており、どのビンテージでも一貫したスタイルを保っています。ピュアな果実味、造り込まないナチュラルでエレガントな味わいの稀少な逸品です。」
ロスピタレ・ド・ガザン
シャトー・ガザンのセカンド
(ボトル7000円台後半)
エノテカのコメント
「外観は紫がかったダークチェリーレッド。グラスに注ぐと、熟したプラムやチェリーリキュールなどのアロマが立ち上り、後からクローヴやリンゴの木のニュアンスが重なります。口に含むと、ふくよかなボディとしっかりとした骨格がある印象。熟成を経て、まろやかな果実味とこなれたタンニンが非常に良いバランスを生み出します。余韻にはリコリスの風味が表れ、長く続きます。」
「紅茶鶏のスパイシーサンド」に合わせたワイン
チキンは通常どんなワインでも合いそうですが、当時は、スパイスをヒントに、スパイシーな要素のある赤・白ワインに合わせてみるのも美味しいと感じました。
結果的にはチリのモンテスのピノノワールを合わせました。
モンテス・リミテッド・セレクション・ピノノワール モンテスS.A.
(ボトル1900円台から)
エノテカのコメント
「グラスに注ぐとチェリーやイチゴなどの赤系果実のアロマが広がり、バラの花やハーブ、香ばしいニュアンスが華やかな印象。口に含むと新鮮な果実味と滑らかなタンニンが感じられます。凛とした酸がバランス良く、心地よい味わい。濃厚で香り豊かな余韻が長く続きます。」
エノテカ大阪店の魅力 約1000種類から選べるワインについて
エノテカ大阪店のもう1つの魅力は、カフェ・バーでボトルでワインを飲みたいときに約1000種類からワインを選べることです。というのはカフェ・バーには、併設のショップで購入したワインを持ち込むことができるかです。
すなわち、普通のレストランなどでは困難な品揃えと言えそうです。
しかも、お値打ち価格のワインからウン万円単位の高価なワイン、ニューワールドからフランスやイタリアなど幅広く、販売しています。これらのワイン全てを対象に、各種シーンに合わせて選ぶことができます。これほど充実したボトルワインはなかなかないのではないでしょうか。
エノテカ大阪店の魅力 約1000種類から選べるワイン
エノテカ大阪店の魅力 スタッフの方と相談しながら選ぶワインについて
エノテカの大阪店の魅力は、ソムリエ資格などを持つワインの専門家でもあるスタッフの方に相談しながらワインを選ぶこともできます。
豊富なラインナップである1000種類から、わずか1本から数本のワイン選ぶことは、逆に難しい場合もあると思います。そういう場合は、スタッフの方に好みの味わいと予算を伝えて、ワインの候補を挙げてもらうこともできます。
また、味わいだけでなく、シーンに合わせても選んでくれます。友人との気さくな飲み会、少し目上の方との大切な懇親会、ワイン好きメンバーとのワイン会など具体的に会の目的や内容を話せば話す程、よりマッチしたワインの候補を選んでくれます。
いつも不思議なくらいに、コンセプトにあった美味しいワインを選んでくれます。
エノテカ大阪店の魅力 専門家であるスタッフの方と相談しながら選ぶワイン
下記は、ちょっとマニアックな部分もあるかもしれませんが、私が過去に相談した際の例です。
・例 その1
ワインはお好きですが、銘柄等には詳しくない目上の方2名との懇親会。この時は、ボルドーの右岸と左岸の飲み比べ、予算は2本で20,000円程度、既に飲み頃にあるワインを探していただきました。
ラ・クロワ・ド・ボーカイユ
シャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンド
(8000円半ば)
「スーパーセカンド」の代表格として名高いメドック格付け第二級シャトー、デュクリュ・ボーカイユのセカンドワイン。ロック歌手、ミック・ジャガーの娘、ジェイド・ジャガー女史によって描かれた美しいラベルが特徴的。熟した果実味やスパイスの風味が広がり、上品でバランスの取れた味わいをお愉しみいただけます。」
デュオ・ド・コンセイヤント
シャトー・ラ・コンセイヤントのセカンド
(7000円程度)
エノテカのコメント(シャトー・ラ・コンセイヤント)
「1871年から現在に至るまで、ニコラス家がオーナーとして代々受け継がれている、名高い老舗シャトー。そのため、品質が安定しており、どのビンテージでも一貫したスタイルを保っています。ピュアな果実味、造り込まないナチュラルでエレガントな味わいの稀少な逸品です。」
・例 その2
ワインに興味を持ち始めたメンバーでのワイン会。テーマはワインが時間と共に開くという経験をすること。3本で予算20,000円。
ボルドー、ポイヤックの若いヴィンテージのワインをワイン会の初めに抜栓し、少量だけサーブしてもらいテイスティングをする。ボトルに残ったワインはそのままにしてゆっくり開かせる。その間に他のワイン2本を先に楽しむ。
他の2本を飲み切った後、、開かせたポイヤックのワインを飲んで、最初に飲んだ味わいとを比較する(カフェ・バーのスタッフの方にもサーブのタイミングや飲むワインの順番などをご協力いただきました)
エコード・ランシュ・バージュ
シャトー・ランシュ・バージュのセカンド
(7000円台)
エノテカのコメント
「メドック格付け第5級ながら、その安定した高い品質から格上のシャトーを凌ぐ人気を誇り、「格付け2級に匹敵する」と称賛されるシャトー・ランシュ・バージュ。こちらはそのセカンドラベル。ファーストラベルとの違いは、ブドウの樹齢が若い点で、生産量はランシュ・バージュの僅か20~30%という稀少なワインです。」
エノテカ大阪店の魅力 ワインイベントについて
カフェ・バーも含めたエノテカ大阪店全体では様々なイベントを実施しており、私が参加して過去に記事にしているものや写真を掲載しているおすすめのワインイベントをご紹介します。いずれも有意義で楽しいイベントばかりです。
これらの企画でいろんなワインに出会うことができ、自分自身のワインの経験を多数積むことができるという非常に魅力的な内容となっています。下記ワイン教室も、いつか時間ができれば、初級編から全て受けたいと思っています。
世界の銘醸ワインテイスティング
(参加料:無料。各グラスワインの料金を支払う。500円~900円/30ml。全て試飲すると5200円)
8種類のグラスワインを全て試飲すると、キスラー・ヴィンヤード・ソノマ・ヴァレーを無料試飲できるといいう企画でした。
スパークリングのエルミタージュ・ブリュット・ロゼ、白ワインのピュリニー・モンラッシェ・プルミエ1995、赤ワインのバローロなど全種類を制覇しました。なかなか買えない高価なワインや貴重なワインもあったので、非常に良い経験ができました。
ワイン教室上級編
(初級編・中級編も開催されています)
(参加費:6480円)
AOCマルゴー格付3級以上を飲み比べする夢のようなワイン教室!さすが上級編です。ソムリエの店長の解説を聞きながらのテイスティングも非常に勉強になります。
アイテムは2級のブラーヌ・カントナック、3級が3種類シャトー・ボイド・カントナック、シャトー・ドーザック、シャトー・ディッサン、そして、シャトー・マルゴーのサードラベルの計5種です。
生産者来日イベント
生産者「レナート・ラッティ」
(参加料:3780円)
白ワインのシャルドネ(しかも非売品)から始まり、バルベラや、バローロなど計6種類をテイスティングしました。個人的には、このバローロ2種類は今まで飲んだものと別物と言えるほど美味しいバローロでした。その後2種類とも購入したことは言うまでもありません。こういった従来のイメージを変えてしまうワインに出会える機会は非常に魅力的ですし、かつ、それを生産者の説明を聞きながらテイスティングできることも非常に貴重で有意義です。
生産者「トーレス」
(参加料:3000円台)
トーレス、ミゲル・トーレス・チリ、ジャン・レオンとたっぷりと試飲させていただきました。しかもこの時はピンチョス付き。和気あいあいとした雰囲気の中いただきました。従来以上にトーレスファンとなり、今もトーレスグループのワインを探究中です。
トーレス・グループのワインの記事の例
トーレスとトーレス・グループはお気に入りの生産者で、既に多くのワインを飲み、記事も多数アップしています。どの価格帯のワインを飲んでも、納得できる美味しさを持っているというのが私の印象です。1000円のワインはそれ以上の美味しさを感じ、8000円クラスはプレミアムなワインの美味しさを見せてくれます。
トーレスのアルトス・イベリコス・クリアンサ⇒こちら
2000円程度とは考えられない高いクオリティで、エレガントな香りと上品な甘味、果実の凝縮感を持つコスパの高いワインです。
トーレスのヴィーニャ・エスメラルダ⇒こちら
1000円台半ば位の素晴らしいおすすめワイン!マスカットの1種マスカテルとアロマティックなゲヴェルツトラミネールの競演による、非常にアロマテックで、エキゾチックなワインに仕上がっています。「NIKKEIプラス1」何でもランキング「1000円台で満足 欧州白ワイン」第1位。
ミゲル・トーレス・チリのブリュット⇒こちら
このイベントの時に初めて飲んだブリュットです。価格は2000円位。トーレスグループの技術力を発揮し、化学薬品不使用のオーガニック栽培で造るブリュットは爽やかで味わい深い美味しいワインです。
エノテカ大阪店の魅力 豊富なグラスワイン、1000種類のワイン まとめ
今回の記事では私がよくお世話になっているエノテカ大阪店の魅力である豊富なグラスワインと、カフェ・バーに持ち込める約1000種類のワイン、そして、各種ワインイベントをご紹介しました。下記に簡単に整理しておきます。
なお、大阪店以外にもカフェやバー、レストランを併設している店舗では、同様の魅力を備えているのではないかと思います。また、各店舗独自の様々な魅力ある企画も実施していますので、私は在住の関西だけでなく、関東(銀座店カフェ&バー エノテカ・ミレ、GINZA SIX店、丸の内店、東京駅グランスタ丸の内店、表参道ヒルズ店、ウイング高輪店)のお店も訪問して、いろんな形で楽しんでいます。
エノテカ大阪店の魅力について
魅力 その1 グラスワインの豊富なラインナップ
エノテカ大阪店のカフェ・バーでは、いつも魅力的なグラスワインが豊富にオン・リストされています。
魅力 その2:週末にいただくスペシャリティなグラスワイン
週末は、スペシャル・バイ・ザ・グラスや週末スペシャル・テイスティングなどの特別なグラスワインも飲むことができますので、これらの貴重な機会を活用してワインの経験を積んだり、普通は飲めないようなワインを純粋に楽しんでいただくこともおすすめです。
また、敢えてランチタイムから少しずらして、週末の昼間に特別なグラスワインをゆったりといただくのもおすすめです。
魅力 その3:美味しいランチとペアリングするグラスワイン&週末の優雅なひととき
ワインとよく合う美味しいランチを休日にゆったりと、味わいながらいただくのもおすすめです。ランチの料理と合いそうなグラスワインを選ぶのもとても楽しい時間です。
魅力 その4:約1000種類から選べるボトルワイン
ショップ併設であることから、ショップにある約1000種類のワインから、各種シーンに最も合ったワインを選ぶことができます。これだけラインナップがあれば、今飲みたいワインがないということがありません。きっとシーンに合った好みのワインが見つかります。
魅力 その5:専門家であるスタッフの方に相談しながら選ぶワイン
ソムリエなど専門知識のあるスタッフの方のアドバイスもいただきながらワインを選択するのは非常に楽しいです。そして、各シーンに合うワインの候補を提案いただくことができます。相談してワインを絞り込んでいく過程を知るだけでも非常に勉強になります。何より自分人では選んでいないだろう美味しいワインと巡り合う良い機会となります。
魅力 その6:ワインイベントを通じた貴重な経験
様々なイベントを年間とおして実施しており、これらのイベントではボトルではなかなか買えないような高価なワインをグラスワインとして飲みむことができるのもしばしばです。
また、海外からの生産者が来日して、ワインの説明を直接伺いながら、実際に飲むことができる「生産者来日イベント」なども非常に有意義、かつ、貴重な経験となります。
こういった様々なワインイベントへの参加もおすすめです。
エノテカ大阪店の魅力と、エノテカオンライン&エノテカレンタルセラーの活用について
今回紹介したいわゆる実店舗と、以前に下記記事で紹介したエノテカ・オンラインとエノテカ・レンタルセラーなどのいずれのサービスも私は活用しています。
これらを有効に活用させていただき、便利に使わせていただいているので、活用内容について少しだけ触れておきたいと思います。
(再掲)エノテカ・オンラインやエノテカ・レンタル・セラーの活用のポイントもご参照ください。
私の場合は次のネットのようなバーチャルでは得られにくいものをエノテカ各実店舗で得ることができています。
・グラスワイン単位でのテイスティング
・料理などとのペアリング
・各種イベントへの参加を通して得られるリアルな経験
・特別なワインを楽しむ贅沢な空間と時間
・スタッフの方とのコミュニケーション(ワインの選び方のアドバイスなど)
そして、バーチャルなエノテカ・オンライン(エノテカ・レンタル・セラーを含む)では次のような高い利便性などを得ることができています。
・リアルタイム、かつ、体系的に把握できる豊富なワインのラインナップ
・ワインに関する必要な情報へのタイムリーなアクセス
・バーチャルとリアルとを結ぶ利便性※
※バーチャルとリアルとを結ぶ利便性について
バーチャルとリアルを結ぶ下記枠内のような利便性を得ています。
その肝となるのは、「配送」となります。なお、この配送については、配送料が通常かかりますが、上述のエノテカオンラインの活用法の記事に記載のとおり、私の場合は常に配送料(クール便、レンタル・セラー出庫料を含む)が無料となっていますので、配送料のコストを考えずに利便性を享受することができています。
(赤字はバーチャル、黒字はリアル)
・実店舗・オンラインいずれでワインを購入しても配送により、バーチャル(レンタルセラー預け)とリアル(自宅等保管・抜栓)の選択ができる。
・バーチャルであるレンタル・セラーでの保管は、必要なワインだけ必要な期間預けることができる。
・ワインを自宅等で抜栓するときには、バーチャルに預けているレンタルセラーから、配送により必要な時に必要なワインだけを自宅等に移動することができる。
・配送によりバーチャルであるオンラインやレンタルセラーと、リアルである抜栓する場所(自宅等)がつながる。
このようにリアルとバーチャルを組みせた一連のサービスを提供していただいているエノテカのおかげで、非常に有意義なワインライフを過ごすことができています。
今後もオンライン・実店舗ともども活用させていただこうと思います。
エノテカ大阪店の基礎情報について
ワインショップ・エノテカ大阪店(リンク先はエノテカ大阪店のページ⇒こちら)
・場所:ハービスPLAZA2階(大阪市北区梅田2-5-25)
・最寄駅:JR「大阪駅」、大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」、阪神本線「梅田駅」
・営業時間:カフェ11:00~22:00、ショップ11:00~20:00
・席数:テーブル25席、カウンター8席
・抜栓料(ショップからの持込料):1,100円(税込)。但し、月曜日終日と火~金の17:00までは無料。
・ワインショップのワイン品揃え:約1000種類
・エノテカの各オンラインショップの公式ページ
プラットフォーム | 各公式ページへのリンク |
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エノテカオンラインを活用して、ワイン・ライフをもっと楽しめるような便利なサービスなどのおすすめポイントや、ワインを少しでもお値打ちに購入するおすすめの方法などを紹介しています。
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