トーレスのおすすめワイン 価格帯別、厳選のエノテカワイン
スペインの名門トーレス。コンビニでもトーレスは見かけたことがありますので、下記写真のような牛のマスコットはご覧になった方は多いのではないかと思います。
私にとってトーレスのワインは、1000円クラスのワインでも5,000円クラスのワインでも価格以上の納得感を得られるワインというイメージです。
旨安のワインの生産者の高価なワインはちょっと手が出せなかったり、高額ワインの廉価版のワインは今一つだったりという経験があります。
トーレスはそのようなことがなく、どの価格帯のどんなワインを飲んでも非常に納得感があり、美味しくいただけます。
また、豊富なラインアップも魅力だと感じます。カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどの国際品種から、スペインの土着品種まで幅広いラインナップを揃えています。(下記写真はエノテカ大阪店での生産者来日イベントの時のもの)
さらに、テロワールの鑑識眼を駆使して、チリとアメリカにも優れた土壌や気候を見つけて、最新の設備を導入し、高い技術力で素晴らしいワイン造りをしています。
そんなトーレス及びトーレス・グループのおすすめワインをご紹介します。(下記写真はエノテカ大阪店での生産者来日イベントの時のもの)
トーレスのおすすめワイン 価格帯別、エノテカワイン3選
トーレスのおすすめワイン 1000円台のエノテカワイン4選
ヴィーニャ・エスメラルダ(白)
1500円前後。モスカテル、ゲヴェルツトラミネール。
マスカットの1種のマスカテルとアロマティックなゲヴェルツトラミネールの競演による非常にアロマテックで、エキゾチックな素晴らしいワインに仕上がっています。私の中では超お気に入りのワインです。1000円台はお値打ちすぎます。NIKKEIなんでもランキングでもランク・インされています。
私の感想
「甘い白桃、爽やかで甘やかなマスカット、南国のエキゾチックな果実、ライチ、バラ、白い花、少しスパイスの香り。非常にアロマティック。口に含むと、マスカット、ライチ、南国果実、ハーブなど多様な味わい。控えめな酸味、少しの甘味。甘さは強すぎず、マスカットの上品さがある。全体としては複雑でアロマティックで、エキゾチックな味わい。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「バラやライチ、シトラスやマスカットなどのエレガントなアロマが特徴。口に含むと、溌剌とした酸とほのかに甘さを感じる果実味が見事なハーモニーを奏でます。優しい口当たりに、完熟した柑橘系のフルーツを感じさせる味わいで、香り豊かな長い余韻が続きます。キャンプやピクニックなど、アウトドアを楽しむのにピッタリなワインです。」
エミスフェリオ・ソーヴィニヨン・ブラン2019(白) / ミゲル・トーレス・チリ
1200円台~。ソーヴィニヨン・ブラン
私の感想
「ベルガモット、白い花々、蜂蜜、シトラス、レモネードのような香り。爽やかで、果実の自然な甘味があり、優しい飲み口で、日本の柑橘果実の優しい風味を感じる美味しいワイン!」⇒記事はこちら
エノテカのコメント「青りんごや柑橘系の爽やかな香りに、フレッシュな果実味が広がります。軽やかな口当たりとキリっとした酸が心地良い白ワインです。」
サングレ・デ・トロ・ロゼ(ロゼ)
1700円位。ガルナッチャ(グルナッシュ)、カリニェーナ(カリニャン)。
ストロベリーなどの赤系果実のチャーミングな味わいと香り、酸味と甘味がバランスよく、少し冷やして飲むとぴったりのロゼ・ワインです。ワインをあまり飲んだことが無い方にも受け入れやすい優しい味わいです。それでいて、ガルナッチャのロゼの美味しさをたっぷり味わえるおすすめワインです。やはりトーレスは1000円台ロゼも期待を裏切らない。
私の感想
「フレッシュなストロベリーなど赤系果実の香り。味わいは、酸味とやや甘味を伴うフレッシュな赤系果実の味わい。非常にフルーティで、果実の旨味をしっかりと味わえる。酸味があるので、甘味も程良く感じる。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「ラズベリーを思わせる明るい色合いで、赤系のベリー類やトロピカルフルーツを思わせるアロマ。フレッシュなラズベリーやイチゴの風味に、すっきりとした酸味が合わさり、口中にフルーティな味わいが広がります。スペインのタパスやパスタと合わせると相性抜群です。」
サンタ・ディグナ・エステラード・オーガニック・エクストラ・ブリュット(白・泡) /ミゲル・トーレス・チリ
1000円台後半から2000円前半位。パイス100%。
トーレスグループの技術力を発揮し、化学薬品不使用のオーガニック栽培で造るブリュットは、爽やかで味わい深い美味しいワインに仕上がってます。チリのテロワールを活かし、また、オーガニックで造られていることから、果実味豊富で非常に美味しいお値打ちワインです。
私の感想
「フレッシュなレモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系果実、青リンゴ、ミントなどの清涼感のあるハーブの香り。非常にふくよかな芳しい香り。しかも、爽やかさもあるので、リッチ過ぎずバランスが良い。口に含むと、マイルドなレモン、オレンジなどの柑橘系果実、オレンジのピューレなど。酸味はしっかりとあるものの、丸みを帯びており、ツンツンしていない。ちょっとだけ苦味があり、微かな甘味を感じることもできる。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「シャンパーニュ製法ならではの、きめ細やかで持続性のある泡。オレンジを思わせる柑橘系のピュアなアロマが感じられ、口に含むとサクランボを思わせる赤系果実のフレッシュな果実味に、オーガニックならではのミネラルや、パイス種由来のいきいきとした酸味が香りや味わいをより引き立ててくれます。雑味がなくフレッシュな味わいは、カプレーゼやスモークサーモン、チキンなどと好相性です。」
トーレスのおすすめワイン 2000円台のエノテカワイン3選
アルトス・イベリコス・クリアンサ(赤)
2000円程。テンプラニーリョ100%。
2000円程度とは考えられない高いクオリティで、エレガントな香りと上品な甘味、果実の凝縮感を持つコスパの高いワインです。テンプラニーリョでもこういう味わいのワインが造れるんだと感じたワインです。何度もリピートしているお気に入りです。
私の感想
「非常に華やかな花々、凝縮感のあるカシス、ブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実、西洋杉、リコリス、ヴァニラ、シナモンなどスパイスの香り。口に含むと、熟した黒系・赤系ベリーの凝縮した旨味、ベリー系のジャムなど果実の凝縮感を感じる。上品な僅かな甘味、少しの酸味がある。タンニンはそれなりにあり、香り・味わいを含めて全体的にエレガントにまとまっているためか、ほとんど気にならない。余韻は長く続く。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「ブラックチェリーのような濃い赤色で、熟したブラックべリーやブルーベリー、ヴァニラやナッツ、シナモンなどの深いアロマが香ります。口に含むと黒系果実の凝縮した果実味に、樽由来のスパイスのニュアンス。ベリーやアンズやジャムなどのような熟した甘味が、酸と滑らかなタンニンを包み込むようにして続きます。そして、果実の旨みをしっかりと感じる長い余韻。凝縮感がありながら、丸みのある味わいとアクセントのオーク樽由来のスパイスのニュアンスが心地よく、全ての要素が調和した上質な雰囲気が魅力の1本です。」
グラン・サングレ・デ・トロ・レゼルヴァ(赤) /トーレス
(再掲)
2000円台。ガルナッチャ、シラー。
私の感想
「サングレ・トロの上級キュヴェ。通常のサングレ・トロが価格も味わいもフレンドリーな印象ですが、このワインは実際に味わってみると、上級クラスのワインに感じます。しっかりとした黒系果実の香りやバニラ香など楽しめる要素がたくさんあり、味わいは濃厚ですが、滑らかなボディで、黒系果実の上品な味わいがあります。リピート買いしてセラーインしています。」⇒記事はこちら(2014vt)、こちら(2015vt)
エノテカコメント「外観は深みのあるルビー色。ブラックベリーやブラックチェリーなどの完熟した果実のアロマと、バニラやスパイスなどの複雑な香りが立ち上ります。官能的かつ濃厚な果実味と滑らかなタンニンが広がっていき、心地良い酸とナツメグやシナモンなどの風味を伴ったシルキーな余韻が続きます。果実味主体のふくよかな味わいは、ローストビーフやラタトゥイユなどのお料理と相性抜群です。」
グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ(白) /トーレス
2000円台。シャルドネ100%
私の感想
「抜栓してグラスに注ぐと、やや薄いゴールドのような美しく、美味しそうな色合い。ライム、レモン、オレンジなどの爽やかな柑橘系果実、マスカット、王林のようなリンゴ、パイナップルや洋ナシなどの南国果実、花、蜂蜜、ハーブの香り。
スワリングしていくと、シトラス系でありつつ、フローラル系も併せ持つ香り。まるで、素晴らしい香水に出会ったかのような錯覚に陥る。素晴らしく芳しい香り。
口に含むと、しっかりとした、しかし丸みのある酸味、上品な若干の甘味がある。たっぷり入ったパイナップルや洋ナシなどの南国果実と、爽やかなライムなどの柑橘系果実、そして、リンゴや上品な甘みを伴うマスカットなど、様々な果実で構成されるフルーツバスケットを口に含んでいるような多様な味わい。これら多様な果実が上手くマッチして非常にバランスが良い。⇒記事はこちら」
エノテカコメント「外観はゴールドがかった明るいイエロー。白桃やパイナップル、グレープフルーツなどの華やかな果実のアロマと、白い花やハーブの芳しい香りが立ち上ります。口に含んだ瞬間、豊かな果実味とフローラルな風味が広がり、爽やかな酸味と旨味を伴ったエレガントな余韻へと導かれます。しっかりとした果実味を感じられるため、ローストポークやムニエルなどの料理と好相性です。世界で称賛されるスペインの名門の実力を余すことなく堪能できる1本を是非この機会にお愉しみください。」
トーレスのおすすめワイン 3000円超のエノテカワイン4選
ソン・デ・プラデス(白)
3000円台~。シャルドネ100%。
このワインとの出会いは、エノテカ大阪店のトーレス生産者来日イベントでテイスティングした時です。
私の感想
「甘い花、爽やかな柑橘系果実、甘い様々な南国果実、爽やかなスパイス、白い花など非常に多様な香り。トロピカルフルーツなどの南国果実、柑橘系果実、バターやナッツ類、そして、スパイシーな味わい。⇒記事はこちら
エノテカコメント「外観は非常に澄んだレモンイエローの色調。パイナップルや洋梨のリッチな果実のアロマに、バニラやヘーゼルナッツ、白い花などの香りが折り重なります。柑橘系果実や白桃、メロンなどのふくよかな果実味が口いっぱい広がり、バターやナッツなどのコクのある風味がほのかに感じられます。スペインらしいリッチな果実味に、上品な酸とミネラル感によるエレガンスが加わる、調和の取れた味わいを生み出しています。」
ヴィーニャ・ラ・スカラ・カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ /ジャン・レオン(赤)
8000円前後。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
私の感想
「数年前に参加したエノテカ大阪店のトーレス生産者イベントでテイスティングしています。素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンで、バニラの鮮烈な香りとエレガントな赤系・黒系果実の味わいを覚えています。8000円前後と決して安い価格帯ではありませんが、オーパスワンや五大シャトーのムートンを飲んだ時に感じたような、はっとさせられる凄いワインです。そんな印象からすると、思わず安いと思えてしまうほどの美味しさでした。その後、このワインを何年か前に購入して現在セラーで出番待ちです。」
エノテカコメント「外観は濃いダークチェリーのような赤の色調。熟したブラックベリーやコンポートのような甘やかなアロマに、ロースト香やスパイス、スモーキーなニュアンスが感じられます。アタックの強い飲み口で、しっかりとしたタンニンとバランスの取れた柔らかな酸が魅力。長く優美な余韻を誘います。スパイスの効いた赤身のお肉料理と相性抜群です。」
ラ・マシーア・ピノノワール・ドン・ミゲル・ヴィンヤード(赤) /マリマー・エステート
8000円台。ピノ・ノワール100%
私の感想
「以前から気になっていたトレースグループのカリフォルニアのピノ・ノワールです。未だトーレス・グループのピノは飲んだことが無いのですが、他のワインでのクオリティの信頼もあり、高価なワインでしたが、どうしても飲んでみたくて購入してセラーインしている1本です。まだ飲んでいないのにおすすめというのもどうかと思いますが、近々抜栓してブログで感想をレポートする予定です。」
エノテカコメント「濃く美しい、ルビーがかった紫の外観。ブラックチェリーやよく熟したプラム、ラズベリーのようなチャーミングな果実のアロマにバラや紅茶、ドライハーブのヒントが香りに奥行きを与えています。味わいは、ピュアな赤い果実の風味がはっきりと出ており、凛とした印象です。すっきりと口当たりの良い飲み口から、淡く滑らかなタンニンと若々しいきりっとした酸が口内を整え、優雅な余韻へと導きます。」
ラ・マシーア・シャルドネ・ドン・ミゲル・ヴィンヤード(白) /マリマー・エステート
5000円台~。シャルドネ100%
私が飲んだトーレス・グループのシャルドネ中では、一番美味しかったです。
私の感想
「バター、ブリオッシュ、バナナ、パッションフルーツ、ラ・フランス、白い花、ジャスミン、お香など非常に多彩で上品な香り。バナナ、甘い果実、ヘーゼルナッツ、上品な甘味を伴う洋菓子、清涼感のある柑橘系果実など多彩な味わい」⇒記事はこちら
エノテカコメント「色調は、光沢のあるイエローゴールド。白桃や洋ナシなどのストーンフルーツに、爽やかなジャスミンを思わせるアロマ。ヘーゼルナッツやバターのニュアンスもある実に複雑な印象を受けます。口に含むと、焼きリンゴやレモン風味のカスタードクリームを思わせる舌触り滑らかで濃厚な果実味、クリスプな酸がバランス良く折重なっています。口中に含んだ最初の印象が、長い余韻にまでしっかりと続いていきます。スペインワインの第一人者が手掛けるハイクオリティなカリフォルニアワインを、是非この機会にお試しください。」
トーレスのおすすめワイン 今までに飲んだトーレスグループのエノテカワイン
それにしてもトーレスのいろんなワインを飲んでいます。私の備忘録をチェックして行くと凄いことになりました。
下記に記載しているワインは、飲んだことがある、または、飲んだことはないけれど、現在セラーに入っているのいずれかに該当するものです。
自分でもびっくりですが、かなりのトーレス好きです。
これらのトーレスワインの経験を踏まえ、先述の価格帯別のおすすめワインをチョイスしています。なお、今後も新たにトーレスのワインを飲み、おすすめのワインは更新予定です。
トーレスのおすすめワイン スペインのトーレスについて
『キング・オブ・スペイン』『カタルーニャの星』呼ばれる名門中の名門です。ブドウ栽培家としては300年、ワイン生産者としては140年の歴史を持ちます。
欧州によくある家族経営企業の1つであり、そのため長期的な視点に立った経営、ワイン造りを行うことができ、また、研究開発費に売上高の1%程度を投資していることからも長期的な取り組みを重視し、持続的に発展が可能なワイン造りを行っていると感じます。
生産地はスペインにおいては、カタルーニャ州を中心に、スペイン全土に渡っています。DOカタルーニャ、DOQプリオラート、DOペネデス、DOコンカ・デ・バルベラ、DOCリオハ、DOリベラ・デル・デゥエロ、DOルエダ、DOリアス・バイシャスなどです。
詳細はこちら(エノテカオンライン)
スペインの原産地呼称制度
下記はざっとした序列です。
DOdP(畑限定原産地呼称)>DOCa(AOP高品質ワイン)>DO(AOP原産地呼称)>VdiT(IGP)>VDM(ヴァン・ド・テーブル)
トーレスのおすすめワイン スペインのジャンレオンについて
トーレス・グループのジャン・レオンです。スペインにおける国際品種栽培の先駆けとなるワイナリーです。まるで1本の映画を見ているかのような、ドラマティックな生涯のジャン・レオン。ジャン・レオンとそのワインにも惚れ込んでしまいます。是非リンク先で前文を読んでみていただきたいです。
エノテカオンラインより抜粋・引用しています。
「貧しい移民であったジャン・レオン氏が19歳でアメリカに渡り、レストランでの長い下積みの後、ビバリー・ヒルズにレストラン「ラ・スカラ」を開業。事業を成功をさせ、「ラ・スカラ」を訪れる特別な顧客をもてなすべく、自身の手で理想的なワインを造ることを決意します。
1964年にはスペイン、カタルーニャの地ペネデスでワイン造りをスタート。気候と土壌にこだわって畑を分類し、それぞれ最適の品種を植えています。購入した畑には、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドやコルトン・シャルルマーニュといった、フランスの名だたる生産者・生産地の苗木をスペインで初めて植樹。スペインにおける国際品種のパイオニアと言われます。その後、世界的に高評価を獲得しています。」
詳細はこちら(エノテカオンライン)
トーレスのおすすめワイン トーレスとジャン・レオン
スペインでは1地域に留まらず、多くの地域でワイン生産をしています。私が飲んで美味しかったワイン、私が美味しそうと思って購入し、セラーで出番待ちをしているワインを中心に地域ごとにご紹介します。
DOカタルーニャ
サン・グレ・デ・トロ・オリジナル(赤) /トーレス
1000円台。グルナッシュ、カリニャン。
想像程は濃くなく、しかし濃厚さとジューシーさが上手くバランスが取れていて、グルナッシュとカリニャンの美味しさが良く出ています。納得の1000円台ワイン!
エノテカコメント「深いルビーの色合いで、フレッシュで印象的な赤、黒系果実のアロマ。カシスやブラックベリーなどの果実味が口いっぱいに溢れ、スパイシーなニュアンスが加わります。細やかなタンニンが滑らかな口当たりで、バランスの良いミディアムボディ。シチューやパエリアと合わせてぜひお愉しみください。」
サン・ヴァレンティン(赤) /トーレス
1000円台半ば。ガルナッチャ100%。
サングレ・デ・トロと異なり、カリニャンがアッサンブラージュされておらず、ガルナッチャ100%です。スぺインのガルナッチャを知るにはうってつけの1本です。香りが複雑でのめり込みます。味わいは凝縮感があり飲みごたえ充分ですが、フレッシュでジューシーですので、ガルナッチャらしく滑らかな口触りで、美味しさが良くわかります。
エノテカコメント「外観は深いルビーレッド。甘やかなブラックベリーやチェリー、プラムのアロマに、チョコレートやバニラ、タバコ、黒コショウなど様々なニュアンスが重なり合い、芳醇な香りを生み出します。口に含むと、ジューシーで凝縮感のある果実味が印象的。シルクのように滑らかなタンニンと綺麗な酸、スパイスの風味を纏った余韻が、全体の味わいを引き締めます。チキンのハーブグリルやビーフシチューと最高のマリアージュをお愉しみいただけます。」
グラン・サングレ・デ・トロ・レゼルヴァ(赤) /トーレス
(再掲)
2000円台。ガルナッチャ、シラー。
私の感想
サングレ・トロの上級キュヴェ。通常のサングレ・トロが価格も味わいもフレンドリーな印象ですが、このワインは実際に味わってみると、上級クラスのワインに感じます。しっかりとした黒系果実の香りやバニラ香など楽しめる要素がたくさんあり、味わいは濃厚ですが、滑らかなボディで、黒系果実の上品な味わいがあります。リピート買いしてセラーインしています。⇒記事はこちら(2014vt)、こちら(2015vt)
エノテカコメント「外観は深みのあるルビー色。ブラックベリーやブラックチェリーなどの完熟した果実のアロマと、バニラやスパイスなどの複雑な香りが立ち上ります。官能的かつ濃厚な果実味と滑らかなタンニンが広がっていき、心地良い酸とナツメグやシナモンなどの風味を伴ったシルキーな余韻が続きます。果実味主体のふくよかな味わいは、ローストビーフやラタトゥイユなどのお料理と相性抜群です。」
ヴィーニャ・エスメラルダ(白) /トーレス
(再掲)
1500円前後。モスカテル、ゲヴェルツトラミネール。
マスカットの1種のマスカテルとアロマティックなゲヴェルツトラミネールの競演による非常にアロマテックで、エキゾチックな素晴らしいワインに仕上がっています。私の中では超お気に入りのワインです。1000円台はお値打ちすぎます。NIKKEIなんでもランキングでも紹介されています。
私の感想
「甘い白桃、爽やかで甘やかなマスカット、南国のエキゾチックな果実、ライチ、バラ、白い花、少しスパイスの香り。非常にアロマティック。口に含むと、マスカット、ライチ、南国果実、ハーブなど多様な味わい。控えめな酸味、少しの甘味。甘さは強すぎず、マスカットの上品さがある。全体としては複雑でアロマティックで、エキゾチックな味わい。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「バラやライチ、シトラスやマスカットなどのエレガントなアロマが特徴。口に含むと、溌剌とした酸とほのかに甘さを感じる果実味が見事なハーモニーを奏でます。優しい口当たりに、完熟した柑橘系のフルーツを感じさせる味わいで、香り豊かな長い余韻が続きます。キャンプやピクニックなど、アウトドアを楽しむのにピッタリなワインです。」
サングレ・デ・トロ・ブランコ(白) /トーレス
1000円台。パレリャーダ、グルナッシュ・ブラン。
サンドイッチと共に持参してピクニックで気軽に飲むにはぴったりのワインです。気負うことなく飲めるワインもいいと思います。1000円台ですが、クオリティも高く、お勧めのワインです。⇒記事はこちら
エノテカコメント「淡く緑がかった黄色の色合いで、洋ナシやリンゴ、桃などの熟した果実や花の華やかな香り。味わいはシトラスのすっきりとした爽やかで、メンソールのニュアンスも感じられます。飲み口はフレッシュですが、香りや風味は多彩で華やかな余韻。アペリティフとして、またシーフードと合わせても好相性です。」
グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ(白) /トーレス
2000円台。シャルドネ100%
私の感想
「抜栓してグラスに注ぐと、やや薄いゴールドのような美しく、美味しそうな色合い。ライム、レモン、オレンジなどの爽やかな柑橘系果実、マスカット、王林のようなリンゴ、パイナップルや洋ナシなどの南国果実、花、蜂蜜、ハーブの香り。
スワリングしていくと、シトラス系でありつつ、フローラル系も併せ持つ香り。まるで、素晴らしい香水に出会ったかのような錯覚に陥る。素晴らしく芳しい香り。
口に含むと、しっかりとした、しかし丸みのある酸味、上品な若干の甘味がある。たっぷり入ったパイナップルや洋ナシなどの南国果実と、爽やかなライムなどの柑橘系果実、そして、リンゴや上品な甘みを伴うマスカットなど、様々な果実で構成されるフルーツバスケットを口に含んでいるような多様な味わい。これら多様な果実が上手くマッチして非常にバランスが良い。」⇒記事はこちら
エノテカコメント「外観はゴールドがかった明るいイエロー。白桃やパイナップル、グレープフルーツなどの華やかな果実のアロマと、白い花やハーブの芳しい香りが立ち上ります。口に含んだ瞬間、豊かな果実味とフローラルな風味が広がり、爽やかな酸味と旨味を伴ったエレガントな余韻へと導かれます。しっかりとした果実味を感じられるため、ローストポークやムニエルなどの料理と好相性です。世界で称賛されるスペインの名門の実力を余すことなく堪能できる1本を是非この機会にお愉しみください。」
サングレ・デ・トロ・ロゼ(ロゼ) /トーレス
(再掲)
1700円位。ガルナッチャ(グルナッシュ)、カリニェーナ(カリニャン)。
ストロベリーなどの赤系果実のチャーミングな味わいと香り、酸味と甘味がバランスよく、少し冷やして飲むとぴったりのロゼ・ワインです。ワインをあまり飲んだことが無い方にも受け入れやすい優しい味わいです。それでいて、ガルナッチャのロゼの美味しさをたっぷり味わえるおすすめワインです。やはりトーレスは1000円台ロゼも期待を裏切らない。
私の感想
「フレッシュなストロベリーなど赤系果実の香り。味わいは、酸味とやや甘味を伴うフレッシュな赤系果実の味わい。非常にフルーティで、果実の旨味をしっかりと味わえる。酸味があるので、甘味も程良く感じる。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「ラズベリーを思わせる明るい色合いで、赤系のベリー類やトロピカルフルーツを思わせるアロマ。フレッシュなラズベリーやイチゴの風味に、すっきりとした酸味が合わさり、口中にフルーティな味わいが広がります。スペインのタパスやパスタと合わせると相性抜群です。」
ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ(ロゼ) /トーレス
1400円位。ガルナッチャ(グルナッシュ)100%。
ガルナッチャで造ると素敵な香りを身に纏う、美しい色合いのロゼが生まれます。酸味が控えめで、少し甘味のある爽やかですっきりしたロゼワインです。⇒記事はこちら
エノテカコメント「鮮やかで透明感のあるサーモンピンク。ザクロの果実味や、バラの花びらの砂糖漬けといった独特なニュアンスをもつ、非常に繊細なブーケが立ち上ります。口当たりは非常に爽快かつ軽やかで、柑橘系を伴った上品な風味が余韻まで長く続きます。お魚のお刺身から、軽めのお肉料理、さらには中華料理まで幅広く合わせていただける、とても便利なワインです。」
DOペネデス
3055 メルロ・プティ・ヴェルド2014(赤) /ジャン・レオン
2000円台半ば。メルロー、プティ・ヴェルド。
私の感想
「熟したチェリーや黒系果実、スパイスの味わい。滑らかさがあり、柔らかく口の中を流れていく。余韻が長く、品のある甘味とスパイシーな美味しいオーガニック・ワインです。」⇒記事はこちら
エノテカコメント「外観は紫がかったルビー色。チェリーなどの熟した赤系果実やパプリカの力強いアロマと、トースト香やスパイシーなニュアンスも感じられます。口に含むと、フルーティーな果実味と甘味を帯びた柔らかなタンニンと、ビロードのような滑らかな舌触りと風味が広がります。フレッシュでスパイシーな味わいが余韻まで長く続く、バランスの良い仕上がり。ポークソテーやラタトゥイユ、またハードチーズとも好相性です。」
ヴィーニャ・ラ・スカラ・カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ(赤) /ジャン・レオン
(再掲)
8000円前後。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
私の感想
「数年前に参加したエノテカ大阪店のトーレス生産者イベントでテイスティングしています。素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンで、バニラの鮮烈な香りとエレガントな赤系・黒系果実の味わいを覚えています。8000円前後と決して安い価格帯ではありませんが、オーパスワンやムートンを飲んだ時のような、はっとさせられる凄いワインです。そんな印象からすると、思わず安いと思えてしまうほどの美味しさでした。その後、このワインを何年か前に購入して現在セラーで出番待ちです。」
エノテカコメント「外観は濃いダークチェリーのような赤の色調。熟したブラックベリーやコンポートのような甘やかなアロマに、ロースト香やスパイス、スモーキーなニュアンスが感じられます。アタックの強い飲み口で、しっかりとしたタンニンとバランスの取れた柔らかな酸が魅力。長く優美な余韻を誘います。スパイスの効いた赤身のお肉料理と相性抜群です。」
3055ロゼ(ロゼ) /ジャン・レオン
2000円台半ば。ピノ・ノワール
私の感想
「オーガニック農法で造られたピノノワールのロゼは、酸味が少なめで、優しく爽やかで柔らかいワインです。料理と良くマリアージュしそうなバランス感を持っています。」⇒記事はこちら
エノテカコメント「オレンジがかった淡い赤色。 ラズベリーや白桃の豊かなアロマに、フレッシュな花のニュアンスが加わり、うっとりとする程上品な印象。口当たりは繊細で調和がとれており、気品ある風味は余韻まで長く続きます。しっかりとした酸味は全体を引き締め、絶妙なバランス。サラミやベーコン、パスタ、軽くスモークしたチーズなどとの相性は抜群。是非食事と合わせてお愉しみください。」
マス・ラ・プラナ(赤) /トーレス
7000円台。カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
まだ飲んだことが無いワインですが、以前飲んだジャン・レオンのカベルネ・ソーヴィニヨンが素晴らしかったことから、この価格帯のトーレスのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲んでみたくなり、購入してセラーインしているワインです。
エノテカコメント「外観は紫がかったルビー色。ブラックベリーやブラックカラント、プラムなどの濃密な果実のアロマに、ブラックオリーブやヒマラヤ杉、タバコやミネラルのニュアンスが重なります。深みのある凝縮した果実味と、しなやかながらも力強いタンニンと活き活きとした酸が見事に融合。オーク樽由来のバニラやトーストの風味も加わり、密度が高く奥行きのある余韻が長く続いていきます。10~15年以上熟成させると複雑な要素が一層花開き、より深く濃密な味わいを堪能できます。スペインが誇る最上級のプレミアムワインを、是非ご堪能ください。」
DOコンカ・デ・バルベラ
ソン・デ・プラデス(白) /トーレス
(再掲)
3000円台後半から。シャルドネ100%。
私の感想
「このワインとの出会いは、エノテカ大阪店のトーレス生産者来日イベントでテイスティングした時です。甘い花、爽やかな柑橘系果実、甘い様々な南国果実、爽やかなスパイス、白い花など非常に多様な香り。トロピカルフルーツなどの南国果実、柑橘系果実、バターやナッツ類、そして、スパイシーな味わい。」⇒記事はこちら
エノテカコメント「外観は非常に澄んだレモンイエローの色調。パイナップルや洋梨のリッチな果実のアロマに、バニラやヘーゼルナッツ、白い花などの香りが折り重なります。柑橘系果実や白桃、メロンなどのふくよかな果実味が口いっぱい広がり、バターやナッツなどのコクのある風味がほのかに感じられます。スペインらしいリッチな果実味に、上品な酸とミネラル感によるエレガンスが加わる、調和の取れた味わいを生み出しています。」
ミルマンダ(白) /トーレス
(再掲)
7000円台。シャルドネ100%
ブルゴーニュのモンラッシェに匹敵、トーレス最高峰シャルドネなどの刺激的な言葉に負けてしまい購入して、セラーで出番待ちの1本です。トーレス最高峰のシャルドネの抜栓が待ち遠しいです。こちらもまだ飲んでいないのにおすすめワインに入れて恐縮ですが、個人的にはそこまで言うなら絶対美味しいはずという想いで、オン・リストしています。近い内に抜栓してブログでレポート予定です。
エノテカコメント「トパーズのような輝きを帯びた美しい黄金色。スイカズラの花のアロマに、アプリコットやパッションフルーツを思わせる豊かな香りが広がります。シトラスや熟した桃などの果実味の中に、心地良い酸味が感じられ、心地よいバニラの香りやふっくらとした厚みが、リッチな印象。ブルゴーニュの白ワインの最高峰に君臨するモンラッシェにも引けを取らないと言われるほど素晴らしい余韻と高いポテンシャルを持った白ワインです。」
DOCリオハ
アルトス・イベリコス・クリアンサ(赤) /トーレス
(再掲)
2000円程。テンプラニーリョ100%。
2000円程度とは考えられない高いクオリティで、エレガントな香りと上品な甘味、果実の凝縮感を持つコスパの高いワインです。テンプラニーリョでもこういう味わいのワインが造れるんだと感じたワインです。何度もリピートしているお気に入りワインです。
私の感想
「非常に華やかな花々、凝縮感のあるカシス、ブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実、西洋杉、リコリス、ヴァニラ、シナモンなどスパイスの香り。口に含むと、熟した黒系・赤系ベリーの凝縮した旨味、ベリー系のジャムなど果実の凝縮感を感じる。上品な僅かな甘味、少しの酸味がある。タンニンはそれなりにあり、香り・味わいを含めて全体的にエレガントにまとまっているためか、ほとんど気にならない。余韻は長く続く。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「ブラックチェリーのような濃い赤色で、熟したブラックべリーやブルーベリー、ヴァニラやナッツ、シナモンなどの深いアロマが香ります。口に含むと黒系果実の凝縮した果実味に、樽由来のスパイスのニュアンス。ベリーやアンズやジャムなどのような熟した甘味が、酸と滑らかなタンニンを包み込むようにして続きます。そして、果実の旨みをしっかりと感じる長い余韻。凝縮感がありながら、丸みのある味わいとアクセントのオーク樽由来のスパイスのニュアンスが心地よく、全ての要素が調和した上質な雰囲気が魅力の1本です。」
アルトス・イベリコス・レゼルヴァ(赤) /トーレス
3000円位。テンプラニーニョ100%。
このワインは数年前のエノテカ大阪店のトーレスの生産者来日イベントの際にテイスティングしています。アルトス・イベリコス・クリアンサがお気に入りで、そのワンランク上のワインというだけあり、非常に美味しかったです。現在、別途購入してセラーで出番待ちしています。抜栓するのを非常に楽しみにしているワインです。
エノテカコメント「外観は深みのあるルビー色。ブルーベリーやブラックチェリーなどの黒系果実の密度の高い果実のアロマと、黒コショウやバニラ、ナツメグなどの複雑味に溢れる香り。力強さのある口当たりで、円熟した果実味とタンニンが広がっていきます。美しい酸とスパイスやスミレなどの風味を伴った、スムースな余韻が続いていきます。」
DOリベラ・デル・デゥエロ
セレステ・クリアンサ(赤) /トーレス
2000円台後半から。テンプラニーリョ100%
このワインは数年前のエノテカ大阪店の生産者来日イベント「トーレス」の際にテイスティングしています。トーレスのテンプラニーリョは濃厚な中にも華やかさがあります。非常に美味しかったです。
エノテカコメント「グラスに注ぐとブラックベリーやオレンジなどの果実のアロマに、スミレの花やバニラ、スパイスのニュアンスが香ります。口いっぱいに広がる凝縮した果実味としなやかなタンニンが魅力。酸味のバランスが程良く、味わいと調和しています。テンプラニーリョの芳醇さが見事に表現された1本です。」
DOルエダ
ヴェルデオ(白) /トーレス
1000円台。ヴェルディホ100%
私の感想
「すっきりとした飲み口で、柑橘系の味わい。ただ、背後に南国果実のようなまったりした要素が見え隠れして、美味しく楽しめます。これで1000円台ですから、トーレスはやっぱりいいと思う1本です。」⇒記事はこちら
エノテカコメント「緑を帯びた淡い黄色。トロピカルフルーツの果実味に、柑橘系のフルーツとフェンネルのなどのハーヴ。そしてパパイヤやパッションフルーツなどのニュアンスがあり、ヴェルデホ種の特徴である、爽やかとコクを併せ持った独特の風味がしっかりと表れています。口に含むと柔らかく優しい果実味がすっと広がり、とてもみずみずしく心地良い口当たり。フレッシュな酸が全体を引き締め、キレイにまとめ上げています。ヴェルデホ特有の若い果実の風味が感じられ、ほのかに青草のようなほろ苦さが残る余韻。キレが良く飽きのこない、誰にでも親しみやすい味わいに仕上がっています。まさにお昼からでも楽しみたいような爽やかなワイン。しっかりと冷やして、イキイキとした果実の風味を楽しみたい1本です。」
DOリアス・バイシャス
パソ・ダス・ブルーシャス(白) /トーレス
2000円台半ば。アルバリーニョ100%。
私の感想
「アルバリーニョは初めて飲んだブドウ品種でしたが、非常に多彩で芳醇な香りに満ちたワインです。また、味わいは香りのイメージからすると繊細に感じます。しかし味わいは単調でなく深みがあり、ミネラリーでもあります。単なるシンプルな味わいとは少し異なり、この価格帯だけのことはあると唸らせるワインです。」
エノテカコメント「美しく輝くイエロー。白桃やシトラスフルーツに白い花のアロマが漂います。レモンピールのような心地よい苦みとほのかな甘味があり、フレッシュで繊細な酸、テロワールを感じさせるミネラルのタッチが、とても上品で清楚な印象。海を間近に臨む土壌に由来するミネラル感と、冷涼な海風が育んだ非常に上質な酸がリアス・バイシャスのテロワールを物語っており、「海のワイン」と称される所以です。」
トーレスのおすすめワイン アメリカ マリマー・エステートについて
カリフォルニアのソノマ・コーストのグリーン・ヴァレーにワイナリーを設立。
南東向きの斜面、冷涼な気候、水はけの良い砂質ローム土壌、太平洋からの冷たい海風による寒暖差などブドウ栽培に適した環境を持つ地域です。
そして、オーガニック農法を取り入れ、ブドウの搾りかすや藁を含んだ堆肥を使用や、被覆作物を植えて益虫を呼び寄せ、フクロウによるリスの補色や羊による女装など自然の理にかなった栽培方法を取り入れています。
私などはブドウの栽培のために生態系を造っているような印象を受けます。
詳細はこちら(エノテカオンライン)
ラ・マシーア・ピノノワール・ドン・ミゲル・ヴィンヤード(赤) /マリマー・エステート
(再掲)
8000円台。ピノ・ノワール100%
以前から気になっていたトレースグループのカリフォルニアのピノ・ノワールです。未だトーレス・グループのピノは飲んだことが無いのですが、他のワインでのクオリティの信頼もあり、高価なワインでしたが、どうしても飲んでみたくて購入してセラーインしている1本です。まだ飲んでいないのにおすすめというのもどうかと思いますが、近々抜栓してブログで感想をレポートする予定です。
エノテカコメント「濃く美しい、ルビーがかった紫の外観。ブラックチェリーやよく熟したプラム、ラズベリーのようなチャーミングな果実のアロマにバラや紅茶、ドライハーブのヒントが香りに奥行きを与えています。味わいは、ピュアな赤い果実の風味がはっきりと出ており、凛とした印象です。すっきりと口当たりの良い飲み口から、淡く滑らかなタンニンと若々しいきりっとした酸が口内を整え、優雅な余韻へと導きます。」
ラ・マシーア・シャルドネ・ドン・ミゲル・ヴィンヤード(白) /マリマー・エステート
5000円台~。シャルドネ100%
私が飲んだトーレス・グループのシャルドネ中では、一番美味しかったです。
私の感想
「バター、ブリオッシュ、バナナ、パッションフルーツ、ラ・フランス、白い花、ジャスミン、お香など非常に多彩で上品な香り。バナナ、甘い果実、ヘーゼルナッツ、上品な甘味を伴う洋菓子、清涼感のある柑橘系果実など多彩な味わい」⇒記事はこちら
エノテカコメント「色調は、光沢のあるイエローゴールド。白桃や洋ナシなどのストーンフルーツに、爽やかなジャスミンを思わせるアロマ。ヘーゼルナッツやバターのニュアンスもある実に複雑な印象を受けます。口に含むと、焼きリンゴやレモン風味のカスタードクリームを思わせる舌触り滑らかで濃厚な果実味、クリスプな酸がバランス良く折重なっています。口中に含んだ最初の印象が、長い余韻にまでしっかりと続いていきます。スペインワインの第一人者が手掛けるハイクオリティなカリフォルニアワインを、是非この機会にお試しください。」
トーレスのおすすめワイン チリ ミゲル・トーレス・チリについて
最新醸造設備と技術を導入し、チリの優れたテロワールを反映させたブドウ造りを行っています。
殺虫剤、除草剤などの化学薬品は使用せず、ブドウ畑の土壌や周辺環境を大切にすることで、持続的に良質なブドウを収穫できるような循環型のブドウ栽培を実践しています。
詳細はこちら(エノテカオンライン)
エミスフェリオ・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤) /ミゲル・トーレス・チリ
1000円台。カベルネ・ソーヴィニヨン100%
私の感想
「チリらしい濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンですが、フレッシュさもあり、果実のジューシーさを感じることができるお値打ちワインです。ワンランク上のチリのカベルネという印象です。」
エノテカコメント「濃いルビー色で、ワイルドベリーやスパイスのアロマなめし革やリコリスのニュアンスも感じられる豊かな香りが広がります。柔らかい酸味と渋みで、口当たりは滑らか。豊かな果実味が感じられる、飲みやすい味わいのワインです。チリワインのパイオニアが手掛ける、地球環境への感謝が込められたワイン。生ハムやサラミ、グリルしたお肉などと美味しくお愉しみ頂けます。」
エミスフェリオ・ソーヴィニヨン・ブラン2019(白) / ミゲル・トーレス・チリ
1200円台~。ソーヴィニヨン・ブラン
私の感想
「ベルガモット、白い花々、蜂蜜、シトラス、レモネードのような香り。爽やかで、果実の自然な甘味があり、優しい飲み口で、日本の柑橘果実の優しい風味を感じる美味しいワイン!」⇒記事はこちら
エノテカのコメント「青りんごや柑橘系の爽やかな香りに、フレッシュな果実味が広がります。軽やかな口当たりとキリっとした酸が心地良い白ワインです。」
サンタ・ディグナ・ソーヴィニヨン・ブラン2019(白) / ミゲル・トーレス・チリ
1400円台~。ソーヴィニヨン・ブラン
私の感想
「柑橘系果実、草原のようなハーブ、白い花、南国果実の少し甘めな香り。柑橘系果実、リンゴ、少し青っぽい雰囲気もある味わい。」⇒記事はこちら
エノテカのコメント「透き通るフレッシュなゴールドの色合いで、熟したトロピカルフルーツの香り。非常に滑らかな舌触りで、リンゴやバニラの甘さ、フェンネルやアスパラガスと言った青々しさと苦みも感じられます。複雑なアロマと味わいですが、心地良い酸味とシルキーな口当たりが、エレガントでバランスのとれたワインに仕上げています。チリワインのパイオニアが手掛ける、エレガントで香り高い白ワイン。アペリティフとして、またボイルした魚介と合わせてお愉しみください。」
サンタ・ディグナ・エステラード・オーガニック・エクストラ・ブリュット
(泡・白) / ミゲル・トーレス・チリ
(再掲)
1000円台後半。パイス100%。
トーレスグループの技術力を発揮し、化学薬品不使用のオーガニック栽培で造るブリュットは爽やかで味わい深い美味しいワインです。チリのテロワールを活かし、オーガニックで造られていることから、果実味豊富で非常に美味しいお値打ちワインです。
私の感想
「フレッシュなレモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系果実、青リンゴ、ミントなどの清涼感のあるハーブの香り。非常にふくよかな芳しい香り。しかも、爽やかさもあるので、リッチ過ぎずバランス良い。口に含むと、マイルドなレモン、オレンジなどの柑橘系果実、オレンジのピールなど。酸味はしっかりとあるものの、丸みを帯びており、ツンツンしていない。ちょっとだけ苦味があり、微かな甘味を感じることもできる。」(記事から抜粋)⇒記事はこちら
エノテカコメント「シャンパーニュ製法ならではの、きめ細やかで持続性のある泡。オレンジを思わせる柑橘系のピュアなアロマが感じられ、口に含むとサクランボを思わせる赤系果実のフレッシュな果実味に、オーガニックならではのミネラルや、パイス種由来のいきいきとした酸味が香りや味わいをより引き立ててくれます。雑味がなくフレッシュな味わいは、カプレーゼやスモークサーモン、チキンなどと好相性です。」